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衆議院議員選挙の仕組みをわかりやすく解説|小選挙区と比例代表・2026年選挙【小中学生向け】

衆議院議員選挙は、日本の政治の「今」と「これから」を決める、とても大切な選挙です。
2026年度も衆議院選挙が予定されており、国会の動きによっては、おそらく2月8日(日)に投開票が行われると考えられています。ニュースやインターネットでも、選挙や解散といった言葉を目にする機会が増えていくでしょう。

でも、「衆議院議員選挙って、そもそも何を決めているの?」「どうして投票用紙が2枚あるの?」「政党や連立政権って何?」と聞かれると、意外と説明がむずかしいものです。
なんとなく知っているつもりでも、仕組みまで理解している人は多くありません。

この記事では、衆議院議員選挙の仕組みを、小学校3年生から中学生にもわかるように、順を追って整理します。
選挙の方法、政党の役割、民意が政治に反映される流れを知ることで、ニュースがぐっと理解しやすくなり、自分たちの暮らしとのつながりも見えてきます。

選挙は、大人だけのものではありません。
これから社会に参加していく私たち一人ひとりに関わる、大切な学びのテーマです。


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  1. 衆議院議員選挙とは何か|何を決める選挙なのかをわかりやすく解説
    1. 国会と衆議院の役割
    2. 衆議院議員を選ぶということの意味
    3. なぜ衆議院議員選挙が必要なのか
    4. 私たちの生活とのつながり
    5. クイズ①
  2. 衆議院議員は何をしているのか|国会での役割と法律づくり
    1. 法律をつくり、直す仕事
    2. 国のお金の使い道を決める
    3. 内閣や総理大臣をチェックする役割
    4. 地域の声を国に届ける
    5. なぜこの仕事が大切なのか
  3. 衆議院議員選挙の仕組み|小選挙区制と比例代表制の全体像
    1. 衆議院議員選挙で決まること
    2. 定数465人の内訳
    3. 任期と選挙が行われるタイミング
    4. なぜこの仕組みが大切なのか
    5. クイズ②
  4. なぜ衆議院議員選挙は2つの方法があるのか|理由と考え方
    1. 一つの方法だけでは起きてしまう問題
    2. 小選挙区制の考え方
    3. 比例代表制の考え方
    4. 二つの制度を組み合わせる理由
  5. 小選挙区制とは何か|仕組み・メリット・課題を解説
    1. 1つの選挙区で1人を選ぶ仕組み
    2. 選挙区はどのように決められているのか
    3. 小選挙区制のメリット
    4. 小選挙区制の課題
    5. クイズ③
  6. 比例代表制とは何か|ドント方式と議席配分の仕組み
    1. 政党に投票するという考え方
    2. ドント方式とは何か
    3. 比例代表制のメリット
    4. 比例代表制の課題
    5. 二つの制度が支え合う仕組み
    6. クイズ④
  7. 重複立候補とは何か|復活当選が起こる理由
    1. 小選挙区と比例代表に同時に立候補する仕組み
    2. 復活当選とは何か
    3. なぜこの制度があるのか
    4. 公平さについての考え方
  8. 衆議院議員選挙の流れ|投票から開票までをわかりやすく
    1. 投票日までに行われること
    2. 投票日に何をするのか
    3. なぜ投票用紙が2枚あるのか
    4. 開票はどのように行われるのか
    5. 一票が結果につながるということ
    6. クイズ⑤
  9. 衆議院の解散とは何か|解散総選挙が行われる理由
    1. 衆議院だけが解散できる理由
    2. 解散が行われると何が起こるのか
    3. 任期満了との違い
    4. なぜ突然選挙が行われることがあるのか
    5. 解散と民主主義の関係
    6. クイズ⑥
  10. 衆議院議員選挙の定数とは|都道府県ごとの議席数の決まり方
    1. 選挙区と都道府県の関係
    2. 人口と定数のつながり
    3. 一票の重みとは何か
    4. 格差の問題と見直し
    5. 自分の住んでいる地域に目を向けてみよう
    6. 参考資料:衆議院議員の定数一覧(2026年予定)
  11. 衆議院選挙と参議院選挙の違い|役割と仕組みを比較
    1. 二つの議院がある理由
    2. 衆議院の特徴
    3. 参議院の特徴
    4. 選挙制度の違い
    5. 二つの役割が合わさる意味
    6. クイズ⑦
  12. 政党とは何か|選挙と政治における役割
    1. 政党の役割
    2. 与党と野党の違い
    3. 政党が政治を動かす仕組み
    4. なぜ政党を知ることが大切なのか
  13. 連立政権とは何か|選挙協力が行われる理由
    1. 連立政権とは何か
    2. なぜ連立政権が必要になるのか
    3. 選挙協力とは何か
    4. 選挙協力のメリットと課題
    5. 協力と対立があるからこその政治
  14. 日本の主な政党一覧|それぞれの特徴を簡単に解説
    1. 自由民主党の特徴
    2. 日本維新の会の特徴
    3. 国民民主党の特徴
    4. 立憲民主党の特徴
    5. 公明党の特徴
    6. 中道改革連合の特徴
    7. 参政党の特徴
    8. チームみらいの特徴
    9. 政党を比べて見ることの大切さ
  15. 選挙に参加する意味とは|選挙権と一票の重み
    1. 18歳から投票できる理由
    2. 選挙権と被選挙権の違い
    3. 一票にはどんな意味があるのか
    4. 投票しないとどうなるのか
    5. 選挙は社会に参加する第一歩
  16. 衆議院議員選挙の歴史|選挙制度はどう変わってきたか
    1. 昔の選挙はどんなものだったのか
    2. 普通選挙への広がり
    3. 選挙制度が見直されてきた理由
    4. 制度が変わっても変わらないもの
    5. 今の制度をどう考えるか
  17. 民意とは何か|選挙結果が政治に反映される仕組み
    1. 選挙結果が国会に与える影響
    2. 政権はどのように決まるのか
    3. 国会での議論と民意
    4. 民意がすぐに反映されないこともある理由
    5. 選挙と私たちの生活のつながり
  18. 衆議院議員選挙の自由研究テーマ|小中学生向け
    1. テーマ① 衆議院議員選挙の仕組みを調べてみよう
    2. テーマ② 都道府県ごとの定数の違いを調べてみよう
    3. テーマ③ 政党の役割と考え方を比べてみよう
    4. テーマ④ 選挙と自分たちの生活のつながりを考えてみよう
  19. おさらいクイズ
    1. クイズ①
    2. クイズ②
    3. クイズ③
    4. クイズ④
    5. クイズ⑤
  20. 衆議院議員選挙の仕組みまとめ|学びを暮らしにつなげる

衆議院議員選挙とは何か|何を決める選挙なのかをわかりやすく解説

日本では、国の大切なことを話し合い、決める場所として「国会」があります。国会は、日本の政治の中心となる場所で、私たちの生活に深く関わる法律や予算、制度の方向性を決めています。
衆議院議員選挙とは、その国会の一部である「衆議院」で働く議員を、国民が選ぶための選挙です。

選挙というと「大人のもの」「ニュースの中の話」と感じる人もいるかもしれません。しかし、衆議院議員選挙は、私たちの毎日の暮らしと深くつながっています。税金の使い道、学校や医療の制度、働き方のルールなど、身近なことの多くが、衆議院での話し合いを通して決まっているからです。

国会と衆議院の役割

国会には「衆議院」と「参議院」という二つの議院があります。これを「二院制」といい、意見を慎重に話し合い、間違いを防ぐための仕組みです。
その中でも衆議院は、特に大きな力を持っています。

たとえば、国のお金の使い方を決める「予算」は、衆議院の考えが強く反映されます。また、内閣が続けてよいかどうかを判断する場面でも、衆議院の判断が重要になります。
つまり、衆議院は「国の進む方向」を決める中心的な役割を持つ場所なのです。

衆議院議員を選ぶということの意味

衆議院議員選挙では、国民一人ひとりが「この人に国のことを任せたい」と思う人や政党に票を入れます。これは、ただの人気投票ではありません。
選挙は、国民が政治に参加し、自分たちの考えを伝えるための大切な方法です。

もし選挙がなかったら、国の政治は一部の人だけで決められてしまいます。そうならないように、選挙によって「国民の声」を政治に反映させているのです。
衆議院議員選挙は、民主主義を支えるとても重要な仕組みだと言えます。

なぜ衆議院議員選挙が必要なのか

社会は、時代とともに変化します。子どもの数、働き方、技術の進歩、国際関係など、さまざまなことが少しずつ変わっていきます。
それに合わせて、法律や制度も見直していく必要があります。

衆議院議員選挙は、こうした変化に合わせて「今の社会に合った代表」を選び直すために行われます。
選挙を通して、国民は「これからの日本をどうしていきたいか」という意思を示しているのです。

私たちの生活とのつながり

学校で使う教科書、医療費の負担、公共交通、子育て支援など、私たちの生活に関わる多くのことは、衆議院での話し合いをもとに決まっています。
一見遠く感じる政治も、実は毎日の生活と強く結びついています。

衆議院議員選挙を知ることは、日本の仕組みを知り、自分たちの社会を考える第一歩です。
「なぜ選挙があるのか」を理解することは、これから社会に参加していくための大切な学びになります。

クイズ①

衆議院議員選挙の役割として、正しいものはどれでしょうか?

  1. 国民が裁判官を選ぶための選挙
  2. 国民が衆議院で働く議員を選ぶための選挙
  3. 国民が法律そのものを直接決めるための選挙

正解は 2 です。
👉 衆議院議員選挙は、国会の衆議院で働く議員を国民が選ぶための選挙です。


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衆議院議員は何をしているのか|国会での役割と法律づくり

衆議院議員は、国会の中で日本のルールや仕組みを話し合い、決める仕事をしています。ただし、その仕事は「話し合って終わり」ではありません。私たちの生活に関わる多くのことを、責任をもって判断し、形にしていく役割を担っています。

テレビやニュースでは「国会で議論しています」と短く伝えられることが多いですが、実際の仕事はとても幅広く、地道なものもたくさんあります。

法律をつくり、直す仕事

衆議院議員の大きな仕事の一つが、法律をつくることです。
学校の教育制度、働き方のルール、環境を守るための決まりなど、日本で守られている多くの法律は、国会で話し合われて決められています。

すでにある法律も、社会の変化に合わせて見直す必要があります。
たとえば、インターネットやスマートフォンが広まったことで、新しい問題が生まれました。こうした変化に対応するため、衆議院議員は「今の法律で本当に大丈夫か」を考え、必要があれば修正します。

国のお金の使い道を決める

国は、私たちが納めた税金を使って、学校、道路、医療、福祉などを支えています。そのお金の使い道をまとめたものを「予算」といいます。
衆議院は、この予算を決めるうえで、とても強い役割を持っています。

どこにどれだけお金を使うのかは、国の考え方そのものです。
子育てに力を入れるのか、防災を重視するのか、教育にどれくらいお金をかけるのか。衆議院議員は、こうした点について話し合い、判断します。

内閣や総理大臣をチェックする役割

日本の政治は、内閣と総理大臣が中心となって進められています。しかし、内閣が好き勝手に決めてしまっては困ります。
そこで、衆議院には「きちんと仕事をしているか」をチェックする役割があります。

国会では、衆議院議員が内閣の考えを質問したり、説明を求めたりします。これを通して、政治が国民のために行われているかを確かめているのです。

地域の声を国に届ける

衆議院議員は、それぞれ選挙区を持っています。選挙区とは、その議員が代表として選ばれた地域のことです。
議員は、地域の人たちの困りごとや意見を聞き、それを国会で伝える役割も担っています。

たとえば、「通学路が危ない」「病院が足りない」「子育てが大変」といった声は、直接国の制度につながることがあります。
衆議院議員は、地域と国をつなぐ橋のような存在なのです。

なぜこの仕事が大切なのか

衆議院議員の仕事は、すぐに結果が見えるものばかりではありません。しかし、一つひとつの判断が、私たちの生活や将来に大きな影響を与えます。
だからこそ、どんな人が衆議院議員になるのかは、とても重要です。

衆議院議員選挙は、「どんな考えを持つ人に、この大切な仕事を任せるか」を国民が決める機会なのです。


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衆議院議員選挙の仕組み|小選挙区制と比例代表制の全体像

衆議院議員選挙では、「国会の衆議院で働く人をどうやって選ぶのか」という仕組みが、法律で細かく決められています。
なんとなく投票しているように見えても、実はそこには、国民の意見をできるだけ正しく政治に反映させるための工夫がたくさんあります。

この章では、衆議院議員選挙で何が決まり、どんなルールで行われているのかを、全体像から見ていきます。

衆議院議員選挙で決まること

衆議院議員選挙で決まるのは、「衆議院の議員、全部で何人が、だれになるか」です。
衆議院の定数は 465人 と決まっており、選挙の結果によって、その465の議席をだれが持つのかが決まります。

この465人が、国会で話し合い、法律や予算を決め、日本の政治を動かしていくことになります。
つまり、衆議院議員選挙は、日本の政治のメンバーを入れ替えるための選挙だと言えます。

定数465人の内訳

衆議院の465人は、同じ方法で選ばれているわけではありません。
実は、二つの選び方を組み合わせて決められています。

一つは「小選挙区制」で選ばれる議員、もう一つは「比例代表制」で選ばれる議員です。
小選挙区制では 289人、比例代表制では 176人 が選ばれます。

このように、選び方を分けているのは、できるだけ多くの国民の考えを政治に反映させるためです。
一つの方法だけでは、どうしても意見が偏ってしまうことがあるため、二つの制度を組み合わせています。

任期と選挙が行われるタイミング

衆議院議員の任期は 4年 と決められています。
本来であれば、4年たつと任期が終わり、新しい議員を選ぶ選挙が行われます。

しかし、衆議院には「解散」という仕組みがあります。
解散が行われると、4年たっていなくても、衆議院議員選挙が行われます。

そのため、衆議院議員選挙は「いつ行われるか分かりにくい選挙」と言われることもあります。
ですがこれは、政治の行きづまりを解消したり、国民の意思を改めて確かめたりするための仕組みでもあります。

なぜこの仕組みが大切なのか

衆議院議員選挙の仕組みは、「国民の声をどうやって政治に反映させるか」を考えて作られています。
人数、選び方、任期の決まり方には、すべて理由があります。

ただ結果を見るだけでなく、「なぜこういう仕組みなのか」を知ることで、選挙や政治をより深く理解できるようになります。
それは、将来、自分が投票するときにも、きっと役に立つはずです。

クイズ②

衆議院議員選挙について、正しい説明はどれでしょうか?

  1. 衆議院議員は、全員が同じ方法で選ばれている
  2. 衆議院議員の人数は、選挙のたびに自由に変わる
  3. 衆議院議員は、小選挙区制と比例代表制の二つの方法で選ばれている

正解は 3 です。
👉 衆議院議員は、小選挙区制と比例代表制という二つの方法を組み合わせて選ばれています。


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なぜ衆議院議員選挙は2つの方法があるのか|理由と考え方

衆議院議員選挙では、「小選挙区制」と「比例代表制」という二つの方法を組み合わせて議員を選びます。
なぜ一つの方法にしないで、わざわざ二つを使っているのでしょうか。そこには、国民の意見をできるだけ正確に政治に反映させようとする工夫があります。

一つの方法だけでは起きてしまう問題

もし、選挙の方法が一つしかなかった場合、どうなるでしょうか。
たとえば、小選挙区制だけだと、その地域で一番票を集めた人しか当選できません。そのため、二番目や三番目に多くの支持を集めた意見は、国会に届きにくくなります。

逆に、比例代表制だけだと、政党の得票率は反映されやすくなりますが、「この地域の代表」という考え方が弱くなってしまいます。
地域ごとの困りごとや声が、政治に伝わりにくくなるおそれがあります。

小選挙区制の考え方

小選挙区制は、「地域の代表を選ぶ」ことを大切にした仕組みです。
日本をたくさんの選挙区に分け、それぞれの選挙区から一人だけ議員を選びます。

この方法のよい点は、「だれが自分の地域の代表なのか」がはっきりすることです。
困りごとがあったときに、どの議員に声を届ければよいか分かりやすくなります。

一方で、少数の意見が反映されにくいという課題もあります。
多くの人に支持された考えでも、一位になれなければ議席を得られないからです。

比例代表制の考え方

比例代表制は、「国民全体の意見の割合」を大切にする仕組みです。
政党に投票し、得票の割合に応じて議席が分けられます。

この方法では、「この考えに賛成する人が、どれくらいいるのか」が分かりやすくなります。
小さな政党でも、一定の支持があれば国会に議席を持つことができます。

ただし、地域との結びつきが弱くなりやすいという点には注意が必要です。

二つの制度を組み合わせる理由

衆議院議員選挙では、小選挙区制で「地域の声」を、比例代表制で「国民全体の考え」を、それぞれ国会に届けようとしています。
二つの制度を組み合わせることで、どちらか一方の弱点を補うことができるのです。

この仕組みは、「完璧」ではありませんが、できるだけ多くの人の意見を政治に反映させようと考えた結果、生まれたものです。
選挙の方法が二つある理由を知ることで、衆議院議員選挙がどんな考え方で作られているのかが見えてきます。


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小選挙区制とは何か|仕組み・メリット・課題を解説

衆議院議員選挙で使われている二つの方法のうち、「小選挙区制」は、地域と政治を強く結びつけるための仕組みです。
この章では、小選挙区制がどのような考え方で作られ、どんな良さや課題があるのかを、具体的に見ていきます。

1つの選挙区で1人を選ぶ仕組み

小選挙区制では、日本全国をたくさんの「選挙区」に分けます。そして、それぞれの選挙区から1人だけ衆議院議員を選びます。
その選挙区で最も多くの票を集めた人が当選します。

たとえば、同じ選挙区に3人の候補者がいた場合、1位になった人だけが議員になります。
2位や3位の人がどれだけ票を集めていても、当選することはできません。

この「1位だけが当選する」という点が、小選挙区制の大きな特徴です。

選挙区はどのように決められているのか

選挙区は、基本的に人口のバランスを考えて作られています。
一つの選挙区に人が多すぎたり、少なすぎたりすると、「一票の重み」に差が出てしまうからです。

そのため、人口の変化に合わせて、選挙区の区切りは見直されることがあります。
市町村の合併や人口の移動によって、選挙区の形が変わることもあります。

このように、選挙区は固定されたものではなく、できるだけ公平になるよう調整されています。

小選挙区制のメリット

小選挙区制の一番の良さは、「地域の代表がはっきりする」ことです。
自分の住んでいる地域を代表する議員がだれなのか、分かりやすくなります。

そのため、地域の困りごとや要望を、その議員に伝えやすくなります。
議員の側も、「この地域の声を国会に届ける」という意識を持ちやすくなります。

地域と政治を近づける仕組みとして、小選挙区制は大きな役割を果たしています。

小選挙区制の課題

一方で、小選挙区制には課題もあります。
それは、「少数の意見が反映されにくい」ことです。

ある候補者が多くの支持を集めていても、1位になれなければ議席を得られません。
その結果、実際の得票の割合と、国会の議席の数が大きくずれてしまうことがあります。

この課題を補うために、衆議院議員選挙では比例代表制も組み合わせて使われています。

クイズ③

小選挙区制について、正しい説明はどれでしょうか?

  1. 1つの選挙区から、得票数の多い順に複数人が当選する
  2. 1つの選挙区で、最も多くの票を集めた1人が当選する
  3. 政党の得票率に応じて、議席が配分される

正解は 2 です。
👉 小選挙区制では、それぞれの選挙区で最も多くの票を集めた1人だけが当選します。


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比例代表制とは何か|ドント方式と議席配分の仕組み

衆議院議員選挙で使われているもう一つの方法が、「比例代表制」です。
小選挙区制が「地域の代表」を重視する仕組みだとすると、比例代表制は「国民全体の意見の割合」をできるだけ正確に政治に反映させることを目的としています。

政党に投票するという考え方

比例代表制では、人ではなく政党に投票します。
投票用紙には、応援したい政党の名前を書きます。

選挙の結果、各政党がどれくらいの票を集めたかによって、衆議院の議席が分けられます。
たとえば、全体の票のうち約3割を集めた政党は、比例代表の議席のうちおよそ3割を持つことになります。

このように、比例代表制は「どの考え方が、どれくらい支持されているか」を国会に反映しやすい仕組みです。

ドント方式とは何か

比例代表制で議席を分けるときに使われる計算方法を、「ドント方式」といいます。
名前は少し難しく聞こえますが、考え方はシンプルです。

各政党の得票数を、1、2、3…と順に割っていき、その数が大きい順に議席を配っていきます。
こうすることで、得票数の多い政党ほど多くの議席を得やすくなり、少ない政党にも一定のチャンスが残されます。

完全に同じ割合にはなりませんが、国民の意見のバランスをできるだけ反映しようとした方法です。

比例代表制のメリット

比例代表制の大きなメリットは、「少数の意見も国会に届きやすい」ことです。
小選挙区制だけだと、どうしても一位の人や大きな政党が有利になります。

比例代表制があることで、「たくさんはいないけれど、確かに存在する考え方」も、国会に議席を持つことができます。
これは、多様な意見を大切にする民主主義にとって、とても重要なポイントです。

比例代表制の課題

一方で、比例代表制には課題もあります。
それは、「地域とのつながりが見えにくい」ことです。

比例代表で選ばれた議員は、特定の地域の代表ではありません。
そのため、「この地域の議員はだれか」が分かりにくくなることがあります。

この課題を補うために、衆議院議員選挙では、小選挙区制と比例代表制を組み合わせて使っています。

二つの制度が支え合う仕組み

比例代表制は、国民全体の考え方の割合を、できるだけ正確に国会に映し出す役割を持っています。
小選挙区制と合わせることで、「地域の声」と「全体の声」の両方を政治に届けようとしているのです。

どちらか一方だけでは足りないからこそ、二つの制度が一緒に使われています。

クイズ④

比例代表制について、正しい説明はどれでしょうか?

  1. 政党の得票数の割合に応じて、議席が分けられる
  2. 各選挙区で一番票を集めた人が当選する
  3. 投票した人の年齢によって、議席数が変わる

正解は 1 です。
👉 比例代表制では、政党が集めた票の割合に応じて、衆議院の議席が配分されます。


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重複立候補とは何か|復活当選が起こる理由

衆議院議員選挙には、少し不思議に感じる仕組みがあります。それが「重複立候補」です。
これは、一人の候補者が 小選挙区制と比例代表制の両方に立候補できる という制度です。

はじめて聞くと、「二回チャンスがあるのは不公平では?」と感じるかもしれません。しかし、この仕組みには、選挙制度全体のバランスを取るための理由があります。

小選挙区と比例代表に同時に立候補する仕組み

重複立候補では、候補者はまず小選挙区で当選を目指します。
同時に、その人が所属する政党は、比例代表の名簿にもその候補者の名前を載せます。

もし小選挙区で当選できれば、その時点で議員になります。
一方で、小選挙区で敗れた場合でも、比例代表で議席を得られる可能性があります。

このように、一人の候補者が二つの制度にまたがって立候補できるのが、重複立候補です。

復活当選とは何か

小選挙区で負けたにもかかわらず、比例代表で当選することを「復活当選」といいます。
ニュースなどで耳にしたことがある人もいるかもしれません。

復活当選が起こるのは、比例代表でその政党が多くの票を集め、議席を得た場合です。
その議席が、比例代表の名簿の順番などに基づいて、候補者に割り当てられます。

つまり、「地域では一位になれなかったが、全国的には一定の支持を得ている」と判断された場合に、議員になる道が残されているのです。

なぜこの制度があるのか

重複立候補の大きな目的は、小選挙区制の弱点を補うことです。
小選挙区制では、わずかな差で負けただけでも、議席を得ることができません。

しかし、その候補者が多くの人に支持されていた場合、その意見がまったく国会に届かなくなるのは問題だと考えられました。
そこで、「比例代表制でもう一度評価する」という仕組みが作られたのです。

公平さについての考え方

重複立候補には、「分かりにくい」「ずるいように見える」といった意見もあります。
一方で、「民意をできるだけ正確に反映するためには必要だ」という考え方もあります。

この制度は、小選挙区制と比例代表制を組み合わせて使う、衆議院議員選挙ならではの工夫です。
どちらが正しいかを考えること自体が、選挙制度を理解する大切な学びになります。


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衆議院議員選挙の流れ|投票から開票までをわかりやすく

衆議院議員選挙は、当日いきなり投票箱が開くわけではありません。
投票の前から、投票日、そして結果が決まるまでには、決められた順番とルールがあります。この流れを知ることで、「一票がどうやって結果につながるのか」がはっきり見えてきます。

投票日までに行われること

選挙が行われることが決まると、まず立候補する人や政党が名乗り出ます。
その後、候補者や政党は、自分の考えや政策を国民に伝える活動を行います。

街頭での演説、ポスター、テレビやインターネットでの発信などは、すべて「自分たちは何を大切にしているのか」を伝えるためのものです。
有権者は、これらの情報をもとに「だれに、どの政党に一票を託すか」を考えます。

投票日に何をするのか

投票日になると、有権者は指定された投票所に行きます。
衆議院議員選挙では、投票用紙を2枚受け取ります。

1枚目には、小選挙区で当選させたい「候補者の名前」を書きます。
2枚目には、比例代表で応援したい「政党の名前」を書きます。

この2枚の投票用紙によって、小選挙区制と比例代表制の両方の結果が決まります。
書き方を間違えると無効票になってしまうため、注意が必要です。

なぜ投票用紙が2枚あるのか

投票用紙が2枚ある理由は、衆議院議員選挙が二つの選挙方法を組み合わせているからです。
1枚だけでは、地域の代表と、国民全体の考えの両方を反映することができません。

小選挙区では「この地域の代表としてだれがふさわしいか」を選び、
比例代表では「どの政党の考えに近いか」を選びます。

この二つを分けて投票することで、より多くの民意を政治に届けようとしています。

開票はどのように行われるのか

投票が終わると、すぐに開票作業が始まります。
投票箱の中の用紙は一枚一枚確認され、正しく書かれているか、だれやどの政党に入れられたかが集計されます。

小選挙区では、最も多くの票を集めた候補者が当選します。
比例代表では、政党の得票数をもとに、ドント方式で議席が配分されます。

こうして、衆議院の465人が決まり、国会の新しい顔ぶれが決まるのです。

一票が結果につながるということ

投票の流れを見て分かるように、私たちの一票は、直接選挙の結果に結びついています。
どんなに小さく感じる一票でも、積み重なることで政治の形を大きく変えます。

投票から開票までの流れを知ることは、選挙を「人ごと」ではなく、「自分の参加」として考えるための大切なポイントです。

クイズ⑤

衆議院議員選挙の投票について、正しいものはどれでしょうか?

  1. 投票用紙は1枚だけで、候補者の名前を書く
  2. 投票用紙は3枚あり、それぞれ役割が違う
  3. 投票用紙は2枚あり、候補者名と政党名を書く

正解は 3 です。
👉 衆議院議員選挙では、小選挙区用と比例代表用の2枚の投票用紙を使います。


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衆議院の解散とは何か|解散総選挙が行われる理由

衆議院議員選挙には、ほかの選挙にはない大きな特徴があります。それが「解散」です。
ニュースなどで「衆議院が解散されました」と聞くことがありますが、これはどういう意味なのでしょうか。この章では、解散と総選挙の仕組みを、順を追って説明します。

衆議院だけが解散できる理由

日本の国会には、衆議院と参議院がありますが、解散できるのは衆議院だけです。
これは、日本国憲法で決められているルールです。

衆議院は、国民の意見をより強く反映する議院として位置づけられています。そのため、政治の方向が国民の考えとずれてきたときには、いったん議員を全員入れ替え、国民の判断をもう一度確かめる仕組みが用意されています。
それが「解散」です。

解散が行われると何が起こるのか

衆議院が解散されると、その時点ですべての衆議院議員は職を失います
そして、国民が新しい衆議院議員を選ぶための選挙が行われます。この選挙を「総選挙」といいます。

総選挙では、小選挙区制と比例代表制を使って、衆議院の465人全員を選び直します。
つまり、解散とは「国会をリセットして、もう一度国民に選んでもらう」という意味を持っています。

任期満了との違い

衆議院議員の任期は4年ですが、必ず4年後に選挙が行われるとは限りません。
4年たって自然に任期が終わる場合を「任期満了」といいます。

一方、解散は、4年を待たずに行われます。
政治が行き詰まったときや、大きな争点について国民の判断を仰ぎたいときに、解散が行われることがあります。

このため、衆議院議員選挙は「いつ行われるか分かりにくい選挙」だと言われることがあります。

なぜ突然選挙が行われることがあるのか

解散が行われると、短い期間で総選挙が実施されます。
これは、政治の空白期間をできるだけ短くするためです。

国の運営を止めないためにも、解散から選挙までは、あらかじめ法律で定められた日程で進められます。
突然に見える選挙も、実はルールに基づいて行われているのです。

解散と民主主義の関係

解散は、政治を不安定にする面もありますが、同時に民主主義を守るための仕組みでもあります。
国民が「このままの政治でよいのか」を判断する機会を持てるからです。

解散と総選挙を理解することは、日本の政治がどのように国民の意思を大切にしているのかを知ることにつながります。

クイズ⑥

衆議院の解散について、正しい説明はどれでしょうか?

  1. 衆議院が解散すると、すべての衆議院議員がいったん職を失い、総選挙が行われる
  2. 衆議院が解散すると、参議院も同時に解散される
  3. 解散は、衆議院議員の任期が必ず4年たったときにだけ行われる

正解は 1 です。
👉 衆議院が解散されると、議員はいったん全員いなくなり、国民が選び直す総選挙が行われます。


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衆議院議員選挙の定数とは|都道府県ごとの議席数の決まり方

衆議院議員選挙では、日本全国から合計465人の議員が選ばれます。しかし、その人数は全国で同じように割り振られているわけではありません。
都道府県ごとに、選ばれる議員の人数、つまり「定数」が決められています。この章では、都道府県ごとの定数がどのような考え方で決まっているのかを見ていきます。

選挙区と都道府県の関係

衆議院議員選挙の小選挙区は、都道府県をもとにして作られています。
それぞれの都道府県の中に、いくつかの選挙区が置かれ、その数が、その都道府県から選ばれる議員の人数につながっています。

人口が多い都道府県には多くの選挙区があり、人口が少ない都道府県には少ない選挙区が置かれます。
これは、「多くの人が住んでいる地域ほど、多くの代表が必要だ」という考え方に基づいています。

人口と定数のつながり

定数を決めるときに、もっとも重視されるのが「人口」です。
人口が増えたり減ったりすると、都道府県ごとの定数のバランスが崩れてしまうことがあります。

そのため、日本では、一定の期間ごとに人口の変化をもとにして、選挙区や定数の見直しが行われます。
この見直しによって、人口が増えた地域では選挙区が増え、人口が減った地域では選挙区が減ることがあります。

一票の重みとは何か

都道府県ごとの定数を考えるとき、よく話題になるのが「一票の重み」です。
これは、「どれくらいの人数で、衆議院議員1人を選んでいるか」という考え方です。

もし、人口が少ない地域と多い地域で、同じ人数の議員を選んでいると、少ない人数で選ばれた議員の方が、一人あたりの一票の力が大きくなってしまいます。
この差が大きくなりすぎると、「不公平ではないか」という問題が生まれます。

格差の問題と見直し

一票の重みの差が大きくなりすぎた状態を、「一票の格差」といいます。
日本では、この格差をできるだけ小さくするために、選挙区の区割りや定数の見直しが行われています。

ただし、人口だけで機械的に決めてしまうと、地域のまとまりや、生活圏が分断されてしまうこともあります。
そのため、人口のバランスと、地域の実情の両方を考えながら、調整が行われています。

自分の住んでいる地域に目を向けてみよう

自分が住んでいる都道府県に、衆議院議員が何人いるのかを調べてみると、選挙がぐっと身近に感じられます。
「なぜこの人数なのか」「人口と比べてどうなのか」を考えることで、選挙制度への理解が深まります。

都道府県ごとの定数は、単なる数字ではなく、国民一人ひとりの声をどう政治に届けるかという、大切な問題とつながっています。


参考資料:衆議院議員の定数一覧(2026年予定)

小選挙区|都道府県ごとの定数(289人)

都道府県定数都道府県定数
北海道12滋賀3
青森3京都6
岩手3大阪19
宮城5兵庫12
秋田3奈良3
山形3和歌山2
福島4鳥取2
茨城7島根2
栃木5岡山4
群馬5広島6
埼玉16山口3
千葉14徳島2
東京30香川3
神奈川20愛媛3
新潟5高知2
富山3福岡14
石川3佐賀2
福井2長崎4
山梨2熊本6
長野5大分3
岐阜5宮崎3
静岡8鹿児島5
愛知16沖縄4
三重4

合計:289人


比例代表|ブロックごとの定数(176人)

比例ブロック対象都道府県定数
北海道北海道8
東北青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島13
北関東茨城・栃木・群馬・埼玉19
南関東千葉・神奈川・山梨22
東京東京17
北陸信越新潟・富山・石川・福井・長野11
東海岐阜・静岡・愛知・三重21
近畿滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山28
中国鳥取・島根・岡山・広島・山口11
四国徳島・香川・愛媛・高知6
九州福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄20

合計:176人


衆議院全体の定数

  • 小選挙区:289人
  • 比例代表:176人
  • 合計:465人

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衆議院選挙と参議院選挙の違い|役割と仕組みを比較

日本の国会には「衆議院」と「参議院」という二つの議院があります。どちらも国会の一部ですが、役割や選び方にははっきりした違いがあります。
この違いを知ることで、なぜ日本の政治が二つの議院で成り立っているのかが見えてきます。

二つの議院がある理由

日本の国会は「二院制」をとっています。
これは、一つの議院だけで物事を決めてしまうと、考えが偏ったり、急ぎすぎた判断が出たりするおそれがあるためです。

衆議院と参議院の両方で話し合うことで、法律や政策を多角的に見直し、よりよい判断につなげることができます。
二つの議院は、互いにチェックし合う関係にあります。

衆議院の特徴

衆議院は、国民の意見をより強く反映する議院として位置づけられています。
任期は4年ですが、解散があるため、実際にはもっと短くなることもあります。

衆議院は、予算や内閣の進退など、国の進む方向を決める場面で強い権限を持っています。
その分、国民の判断をこまめに反映できるよう、解散と総選挙の仕組みが用意されています。

参議院の特徴

参議院の任期は6年で、解散はありません。
3年ごとに半分ずつ改選されるため、急に全員が入れ替わることはありません。

参議院は、衆議院で決まったことをもう一度落ち着いて見直す役割を担っています。
「本当にこの内容でよいのか」「長い目で見て問題はないか」を考える、ブレーキの役割とも言えます。

選挙制度の違い

衆議院議員選挙では、小選挙区制と比例代表制を組み合わせて議員を選びます。
一方、参議院議員選挙では、選挙区選挙と比例代表制が使われますが、仕組みや考え方は少し異なります。

衆議院は「民意を強く反映する」ことを重視し、参議院は「安定と慎重さ」を重視していると考えると分かりやすいでしょう。

二つの役割が合わさる意味

衆議院と参議院は、どちらが上、どちらが下という関係ではありません。
それぞれが違う役割を持ち、協力しながら日本の政治を支えています。

この二つの違いを理解することで、ニュースで国会の話題が出たときにも、「今どちらの議院の話なのか」「なぜ意見が分かれているのか」が分かるようになります。

クイズ⑦

衆議院と参議院の違いについて、正しいものはどれでしょうか?

  1. 衆議院も参議院も、どちらも解散することがある
  2. 参議院は任期が4年で、衆議院は任期が6年である
  3. 衆議院は解散があり、参議院には解散がない

正解は 3 です。
👉 衆議院には解散がありますが、参議院には解散はありません。


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政党とは何か|選挙と政治における役割

衆議院議員選挙では、候補者の名前だけでなく、政党の名前を書く場面もあります。
では、政党とはどのような存在なのでしょうか。この章では、政党の役割と、政治の中で果たしている働きを整理します。

政党の役割

政党とは、同じような考え方や目標を持つ人たちが集まったグループです。
それぞれの政党は、「どんな社会を目指すのか」「何を大切にした政治を行うのか」という方針を示しています。

政党があることで、有権者は「この考え方に近い」「この方向性を応援したい」と、自分の意見に合った選択をしやすくなります。
選挙は、人を選ぶと同時に、考え方を選ぶ場でもあるのです。

与党と野党の違い

選挙の結果、多くの議席を持ち、実際に政権を担っている政党や政党の集まりを「与党」といいます。
一方、政権を担っていない政党は「野党」と呼ばれます。

与党は、法律を作ったり、予算を決めたりと、政治を実際に動かす立場にあります。
野党は、その動きをチェックし、問題点を指摘したり、別の考え方を示したりします。

このように、与党と野党がそれぞれの役割を果たすことで、政治が一方向に偏らないようになっています。

政党が政治を動かす仕組み

国会では、多くの場面で「多数決」が使われます。
そのため、どの政党がどれくらいの議席を持っているかが、とても重要になります。

同じ政党に所属する議員は、基本的に政党の方針に沿って行動します。
その結果、政党の考え方が、法律や予算の形として表れていきます。

つまり、政党は「考えをまとめ、政治の中で実行するための装置」だと言えます。

なぜ政党を知ることが大切なのか

ニュースで政治の話題を見るとき、「どの政党が何を言っているのか」を知っていると、理解が深まります。
同じ問題でも、政党によって考え方が違うことが多いからです。

政党を知ることは、政治を身近に感じ、自分の意見を持つための第一歩です。
選挙を考えるときにも、「だれに投票するか」だけでなく、「どんな考え方を選ぶのか」を意識できるようになります。


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連立政権とは何か|選挙協力が行われる理由

衆議院議員選挙の結果を見ると、「一つの政党だけで政治を動かしているわけではない」ことが分かります。
その理由の一つが、「連立政権」や「選挙協力」という考え方です。この章では、なぜ政党どうしが協力するのか、その意味を整理します。

連立政権とは何か

連立政権とは、複数の政党が協力して政権を運営する形のことです。
選挙の結果、一つの政党だけで衆議院の過半数を取れない場合、考え方の近い政党どうしが協力して政権を作ることがあります。

このとき、協力する政党は、政策の一部で合意し、内閣を一緒に支えます。
連立政権は、日本だけでなく、世界の多くの国で見られる政治の形です。

なぜ連立政権が必要になるのか

衆議院では、多数決で物事が決まります。
そのため、政権を安定して運営するには、多くの議席を持つことが必要です。

しかし、国民の考え方が多様になると、一つの政党だけが大きな支持を集めることは難しくなります。
そこで、考え方が近い政党どうしが協力し、国会で多数を作るために、連立政権が生まれます。

選挙協力とは何か

選挙協力とは、選挙の段階から政党どうしが協力することを指します。
たとえば、同じ選挙区に複数の政党が候補者を立てると、票が分かれてしまい、どちらも当選できないことがあります。

そこで、あらかじめ話し合いを行い、「この選挙区ではこの政党が候補者を立てる」と決めることがあります。
これが選挙協力です。

選挙協力のメリットと課題

選挙協力のメリットは、考え方の近い政党が力を合わせることで、より多くの議席を得られる可能性が高まることです。
その結果、国会で政策を実現しやすくなります。

一方で、協力するために、それぞれの政党が考えの違いを調整しなければならないという課題もあります。
すべての政策で意見が一致するわけではないため、話し合いが必要になります。

協力と対立があるからこその政治

政党どうしは、常に協力しているわけではありません。
ときには意見が対立し、激しく議論することもあります。

しかし、協力と対立の両方があることで、政治は一つの考え方に偏らず、バランスを保つことができます。
連立政権や選挙協力を知ることは、政治の動きを立体的に理解するための大切なポイントです。


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日本の主な政党一覧|それぞれの特徴を簡単に解説

衆議院議員選挙では、候補者個人だけでなく、どの政党がどれくらい支持されているかも重要なポイントになります。
ここでは、日本の政治でよく名前を聞く主な政党について、「どんな考え方を持つ政党なのか」を中心に、全体像をつかみます。

自由民主党の特徴

自由民主党は、日本で長いあいだ政権を担ってきた政党です。
「自民党」と呼ばれることが多く、保守的な立場から政治を進める傾向があります。

経済成長を重視し、企業活動や産業を支える政策に力を入れてきました。
また、外交や安全保障については、現実的な対応を重視する姿勢が特徴です。

日本維新の会の特徴

日本維新の会は、「改革」を強く打ち出す政党です。
行政の無駄を減らすことや、地方の力を強くすることを重視しています。

これまでの政治のやり方を見直し、新しい仕組みを取り入れようとする姿勢が特徴です。
特に、地方自治や行政改革について、はっきりとした主張を持っています。

国民民主党の特徴

国民民主党は、「現実的で実行可能な政策」を重視する政党です。
理想だけでなく、実際に実現できるかどうかを大切にしています。

働く人の立場を意識した政策や、経済と福祉のバランスを取ろうとする考え方が特徴です。
与党にも野党にも協力する、柔軟な立場を取ることがあります。

立憲民主党の特徴

立憲民主党は、国民の権利や立憲主義を大切にする政党です。
政府の力が強くなりすぎないよう、チェックする役割を重視しています。

福祉や労働者の立場を守る政策に力を入れ、弱い立場の人の声を政治に反映させようとする姿勢が特徴です。
主に野党として活動しています。

公明党の特徴

公明党は、「生活者の目線」を大切にする政党です。
福祉、教育、子育て支援など、暮らしに身近な政策を重視しています。

他の政党と協力しながら政策を実現することを得意としており、連立政権に参加することも多い政党です。
現実的な調整役としての役割を担うことが多い点が特徴です。

中道改革連合の特徴

中道改革連合は、立憲民主党と公明党が協力して新しくつくった政党です。
ただし、立憲民主党も公明党も解党はせず、それぞれの党を残したまま活動しています。

対立を強める政治よりも、話し合いによる合意形成と現実的な改革を重視する立場です。
既存政党の枠を保ちながら、新しい中道の選択肢を示そうとする動きだと言えます。

参政党の特徴

参政党は、「政治に参加する人を増やすこと」を強く意識してつくられた政党です。
国民一人ひとりが政治を自分ごととして考えることを大切にしています。

教育、食と健康、国のあり方などについて、独自の視点から主張を行っています。
既存の政党とは距離を取り、新しい政治参加の形を示そうとしている点が特徴です。

チームみらいの特徴

チームみらいは、テクノロジーを使って社会の課題を解決することを重視する政治団体です。
デジタル技術やデータを活用し、行政や政治をより分かりやすく、効率的にしようとしています。
ITやテクノロジーに強い人材の知見を、政策づくりに生かす姿勢が特徴です。
未来の社会を見すえ、政治のあり方そのものをアップデートしようとする動きをしています。

政党を比べて見ることの大切さ

それぞれの政党は、同じ問題に対しても、違う考え方や答えを持っています。
どれが「正しい」「間違っている」というよりも、「どんな社会を目指しているのか」を比べて考えることが大切です。

政党の特徴を知ることで、選挙やニュースが分かりやすくなり、自分の考えも整理しやすくなります。


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選挙に参加する意味とは|選挙権と一票の重み

衆議院議員選挙は、政治家だけのものではありません。
私たち一人ひとりが「政治に参加する」ための大切な仕組みです。この章では、選挙に参加する権利と、その意味について考えていきます。

18歳から投票できる理由

日本では、18歳以上になると選挙で投票できる「選挙権」を持つことができます。
これは、「社会の一員として、自分たちの未来に関わる判断に参加してほしい」という考え方に基づいています。

進学、就職、働き方、税金、社会保障など、18歳以降の人生は政治の影響を強く受けます。
だからこそ、若い世代の意見も政治に反映させるために、18歳から投票できるようになりました。

選挙権と被選挙権の違い

選挙に関する権利には、二つの種類があります。
一つは「選挙権」、もう一つは「被選挙権」です。

選挙権とは、投票する権利のことです。
被選挙権とは、立候補して、選ばれる側になる権利のことです。

衆議院議員選挙では、選挙権は18歳以上、被選挙権は25歳以上と決められています。
これは、国の代表として働くには、一定の経験や責任が必要だと考えられているためです。

一票にはどんな意味があるのか

選挙の一票は、とても小さなものに見えるかもしれません。
しかし、その一票一票が集まることで、衆議院の465人が決まり、政治の方向が決まります。

たった数票の差で当選者が決まることもあります。
つまり、一人ひとりの一票が、結果を左右する力を持っているのです。

一票は、「自分の考えを社会に伝える手段」だと言えます。

投票しないとどうなるのか

投票しないという選択も、個人の自由ではあります。
しかし、多くの人が投票しないと、一部の意見だけが強く政治に反映されてしまう可能性があります。

選挙は、「だれかが代わりにやってくれるもの」ではありません。
自分の考えを持ち、それを示すことが、民主主義を支える力になります。

選挙は社会に参加する第一歩

選挙に参加することは、政治に詳しくなることだけが目的ではありません。
社会の仕組みを知り、自分の暮らしと政治のつながりを考えることが大切です。

将来、投票する立場になったとき、「なぜ選挙があるのか」「なぜ一票が大切なのか」を理解していることは、大きな意味を持ちます。
選挙は、社会の一員として考え、行動するための第一歩なのです。


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衆議院議員選挙の歴史|選挙制度はどう変わってきたか

今の衆議院議員選挙の仕組みは、最初からこの形だったわけではありません。
日本の社会や人々の考え方の変化に合わせて、少しずつ見直され、形を変えてきました。この章では、衆議院議員選挙がどのように変わってきたのかを、流れで見ていきます。

昔の選挙はどんなものだったのか

日本で国会が開かれ、選挙が行われるようになったのは、今から100年以上前のことです。
当時の選挙は、今のように多くの人が参加できるものではありませんでした。

はじめは、選挙に参加できる人が限られており、税金を多く納めている一部の男性だけが投票できました。
つまり、国の政治は、ごく限られた人たちの意見で決められていたのです。

その後、「もっと多くの人の声を政治に反映させるべきだ」という考えが広まり、選挙に参加できる人の範囲は少しずつ広がっていきました。

普通選挙への広がり

やがて、日本では「普通選挙」が実現します。
普通選挙とは、身分や財産に関係なく、一定の年齢に達した国民が投票できる仕組みのことです。

この変化によって、政治は一部の人のものではなく、国民全体のものへと近づいていきました。
選挙は、「国民の意思を政治に反映させるための仕組み」として、より大きな意味を持つようになったのです。

選挙制度が見直されてきた理由

社会は、時代とともに変わります。
人口の増え方や減り方、都市と地方の関係、人々の働き方や暮らし方も変化してきました。

こうした変化に合わせて、「今の選挙制度は、本当に公平なのか」「民意をきちんと反映できているのか」という問いが生まれます。
そのたびに、選挙制度は見直され、改正されてきました。

小選挙区制と比例代表制を組み合わせた今の仕組みも、こうした議論の中で生まれたものです。

制度が変わっても変わらないもの

選挙制度の形は変わってきましたが、変わらず大切にされている考え方があります。
それは、「国民が政治に参加し、国の方向を決める」ということです。

どんな制度であっても、選挙の中心にあるのは国民一人ひとりの意思です。
制度の歴史を知ることで、選挙がなぜ大切にされてきたのかが、よりはっきりと見えてきます。

今の制度をどう考えるか

現在の衆議院議員選挙の制度も、完成形ではありません。
一票の格差や、民意の反映の仕方など、今も議論が続いています。

過去の制度の変化を知ることは、「これからどうしていくべきか」を考える手がかりになります。
選挙制度は、社会とともに考え続けていくものなのです。


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民意とは何か|選挙結果が政治に反映される仕組み

衆議院議員選挙では、国民一人ひとりが投じた票が「民意」として集められます。
では、その民意は、どのようにして政治の中に生かされていくのでしょうか。この章では、選挙結果が政治に反映される流れを整理します。

選挙結果が国会に与える影響

選挙が終わると、衆議院の465人の議員が決まります。
この顔ぶれによって、国会の雰囲気や話し合いの進み方は大きく変わります。

多くの議席を持つ政党は、国会で発言する機会が増え、法律や予算づくりに強く関わることができます。
逆に、議席が少ない政党でも、国民から一定の支持を得ていれば、その考えを国会で示すことができます。

このように、選挙結果は、国会での力関係を通して政治に反映されていきます。

政権はどのように決まるのか

衆議院では、議席の過半数を持つ政党、または政党の集まりが、政権を担います。
過半数とは、全体の半分を超える数のことです。

一つの政党で過半数を取れなかった場合は、複数の政党が協力して政権を作ります。
これが連立政権です。

つまり、どの政党がどれくらい議席を持ったかによって、「だれが政治を動かす中心になるのか」が決まるのです。

国会での議論と民意

国会では、与党と野党がそれぞれの立場から意見を出し合います。
与党は、選挙で示された支持をもとに、政策を実現しようとします。

一方、野党は、別の考え方を示したり、問題点を指摘したりすることで、政治が一方向に進みすぎないようにします。
これもまた、選挙によって示された民意の一部です。

異なる意見がぶつかり合うことで、より多くの視点から物事が考えられるようになります。

民意がすぐに反映されないこともある理由

選挙で示された民意が、すぐにすべて政治に反映されるとは限りません。
法律を作るには時間がかかり、意見の調整も必要だからです。

また、選挙ではさまざまな考え方が同時に示されます。
そのため、どの意見をどう取り入れるかについては、話し合いが必要になります。

民意は「一つの答え」ではなく、「多くの声の集まり」だと考えると分かりやすいでしょう。

選挙と私たちの生活のつながり

選挙で選ばれた議員たちが決めたことは、法律や制度として、私たちの生活に影響を与えます。
教育、医療、働き方、子育て支援など、その内容はさまざまです。

だからこそ、選挙は「遠い政治の話」ではなく、「自分たちの暮らしを形づくる選択」だと言えます。
民意が政治にどう反映されるのかを知ることは、社会の仕組みを理解する大切な一歩です。


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衆議院議員選挙の自由研究テーマ|小中学生向け

この章は、自由研究に使える内容としてまとめています。
対象は 小学校中学年〜中学生向け です。
衆議院議員選挙の仕組みを、調べ・整理し・自分の考えにつなげる自由研究に活用できます。

テーマ① 衆議院議員選挙の仕組みを調べてみよう

調べるポイント

  • 衆議院議員選挙では、何を決めているのか
  • 小選挙区制と比例代表制の違い
  • なぜ選挙の方法が2つあるのか

まとめ方の例

  • 図や表を使って、2つの選挙制度を比べる
  • それぞれのよい点と課題を文章で整理する
  • 「自分だったらどちらを大切にしたいか」を書く

👉 社会(政治)と算数的思考(割合・人数)を組み合わせて考える研究です。


テーマ② 都道府県ごとの定数の違いを調べてみよう

調べるポイント

  • 自分の住んでいる都道府県の衆議院議員の定数
  • 人口が多い県と少ない県の定数の違い
  • なぜ定数に差があるのか

まとめ方の例

  • 地図やグラフを使って定数を整理する
  • 人口と定数の関係を文章で説明する
  • 「一票の重み」について自分の考えを書く

👉 社会と算数(グラフ・比)をつなげて考える自由研究です。


テーマ③ 政党の役割と考え方を比べてみよう

調べるポイント

  • 主な政党にはどんな考え方があるか
  • 与党と野党の役割の違い
  • 連立政権や選挙協力が行われる理由

まとめ方の例

  • 政党ごとの特徴を表にまとめる
  • 共通点と違いを文章で整理する
  • 「なぜ考え方が分かれるのか」を説明する

👉 社会(政治)と国語(要約・比較)を組み合わせた研究です。


テーマ④ 選挙と自分たちの生活のつながりを考えてみよう

調べるポイント

  • 選挙で選ばれた議員が決めていること
  • 法律や予算が生活にどう影響しているか
  • 若い世代の意見がなぜ大切なのか

まとめ方の例

  • 身近な制度(学校・医療・交通など)を一つ選ぶ
  • それが政治とどうつながっているかを書く
  • 選挙の意味を自分の言葉でまとめる

👉 社会と生活経験を結びつけて考える探究型の自由研究です。


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おさらいクイズ

クイズ①

衆議院議員選挙で選ばれる議員の人数として、正しいものはどれでしょうか?

  1. 465人
  2. 300人
  3. 600人

正解は 1 です。
👉 衆議院の定数は465人と法律で決められています。


クイズ②

衆議院議員選挙で、投票用紙が2枚ある理由として正しいものはどれでしょうか?

  1. 同じ内容を2回確認するため
  2. 小選挙区制と比例代表制の2つの選挙方法があるため
  3. 投票ミスを減らすため

正解は 2 です。
👉 衆議院議員選挙では、候補者名を書く小選挙区制と、政党名を書く比例代表制の両方が行われます。


クイズ③

比例代表制について、正しい説明はどれでしょうか?

  1. 地域ごとに一番票を集めた人が当選する
  2. 人口の少ない地域が必ず有利になる
  3. 政党の得票の割合に応じて議席が配分される

正解は 3 です。
👉 比例代表制では、政党が集めた票の割合をもとに議席が決まります。


クイズ④

衆議院の解散について、正しい説明はどれでしょうか?

  1. 衆議院が解散すると、総選挙が行われる
  2. 解散は参議院でのみ行われる
  3. 解散は必ず4年に1回だけ行われる

正解は 1 です。
👉 衆議院が解散されると、国民が新しい議員を選ぶ総選挙が行われます。


クイズ⑤

都道府県ごとの定数を考えるときに、特に重視されているものはどれでしょうか?

  1. 都道府県の面積
  2. 人口
  3. 県の数

正解は 2 です。
👉 定数は人口をもとに決められ、一票の重みができるだけ公平になるよう調整されています。


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衆議院議員選挙の仕組みまとめ|学びを暮らしにつなげる

衆議院議員選挙は、国会で働く衆議院議員を選び、日本の政治の方向を決めるための大切な仕組みです。
小選挙区制と比例代表制を組み合わせることで、「地域の声」と「国民全体の考え」の両方を、できるだけ政治に反映しようとしています。

選挙の流れや、解散と総選挙の仕組み、都道府県ごとの定数の違いを見てきたことで、衆議院議員選挙が細かなルールと工夫によって成り立っていることが分かります。
また、政党や連立政権の考え方を知ることで、選挙結果がどのように政権や政治の動きにつながるのかも見えてきました。

こうした仕組みは、ニュースの中だけの話ではありません。
法律や予算として形になり、学校、医療、働き方、子育てなど、私たちの毎日の暮らしに影響を与えています。

衆議院議員選挙を学ぶことは、日本の政治を知ることでもあり、「自分たちの社会をどうつくっていくのか」を考えることでもあります。
この学びが、これから社会と関わっていくときの土台になっていくでしょう。


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この記事を書いた人
西田 俊章(MOANAVIスクールディレクター/STEAM教育デザイナー)
公立小学校で20年以上、先生として子どもたちを指導し、教科書の執筆も担当しました。
現在はMOANAVIを運営し、子どもたちが「科学・言語・人間・創造」をテーマに学ぶ場をデザインしています。

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