
未来を生き抜く「4Cスキル」をSTEAMで!
MOANAVIの16の学び方
子どもには、これからの社会を生き抜くために「4Cスキル」(批判的思考・コミュニケーション・協働・創造)が必要だと言われています。でも、どうやって育てればいいの? MOANAVIの「科学・言語・人間・創造」という4つのテーマと組み合わせると、STEAM教育の中で自然に身につけることができます!この記事では、4Cスキル × MOANAVI教育の16の組み合わせを具体例を交えて解説し、家庭でも実践できる方法をご紹介します。
- 4Cスキルとは?実社会での具体例とともに解説!
- 4Cスキルは「組み合わせ」がカギ!未来を生き抜くために必要な力とは?
- 4Cスキルは「単独」ではなく「組み合わせ」で真価を発揮する!
- MOANAVIの4つのテーマとは?
- 4Cスキル × MOANAVIテーマの16の組み合わせ「未来創造16カリキュラム」
- 4Cスキル × MOANAVIテーマの16の組み合わせ「未来創造16カリキュラム」を徹底解説!
- 🟢 批判的思考(Critical Thinking) × MOANAVIの4テーマ
- 🟠 コミュニケーション(Communication) × MOANAVIの4テーマ
- 🔵 協働(Collaboration) × MOANAVIの4テーマ
- 🟣 創造(Creativity) × MOANAVIの4テーマ
- 4Cスキルがあれば、どんな未来でも生き抜ける!
- MOANAVIについて
- 記事を書いた人
4Cスキルとは?実社会での具体例とともに解説!
4Cスキルとは、21世紀を生き抜くために必要な4つの力 のことです。
これらのスキルは、学校の勉強だけでなく、仕事や日常生活でも役立ちます。
では、それぞれのスキルが 実社会でどのように使われているのか を具体例とともに解説します。
🟢 批判的思考(Critical Thinking)
「情報を分析し、論理的に考え、最適な判断をする力」
実社会での具体例
✅ フェイクニュースの見極め
→ SNSやネットニュースには誤った情報も多いですが、批判的思考があれば 「本当にこの情報は正しいのか?」 と考え、信頼できる情報を選ぶことができます。
✅ 医療の診断(医者)
→ 医者は、患者の症状を聞き、検査結果を分析し、病気の可能性を考えます。似た症状の病気が複数ある場合、批判的思考を使って最も適切な診断をします。
✅ 投資やビジネスの意思決定(経営者・投資家)
→ 新しいビジネスを始めるときや投資をするとき、「どの会社の株を買うべきか?」「市場の動向はどうか?」といった情報を分析し、論理的に判断する必要があります。
🟠 コミュニケーション(Communication)
「自分の考えをわかりやすく伝え、相手の意見を理解する力」
実社会での具体例
✅ 会社でのプレゼンテーション(ビジネスパーソン)
→ 例えば、営業マンが新しい商品を売るとき、相手に分かりやすく説明し、納得してもらう ことが重要です。
✅ チームスポーツの作戦会議(スポーツ選手)
→ サッカーやバスケットボールでは、試合中にチームメイトと素早く意思疎通 することが勝敗を左右します。「ここにパスを出して!」「守備を固めよう!」など、短い言葉でも正確に伝えることが大切です。
✅ 医師と患者の会話(医療現場)
→ 医師は専門用語を使いすぎず、患者が理解しやすい言葉で説明 することが求められます。患者の不安を和らげるためにも、適切な言葉遣いが必要です。
🔵 協働(Collaboration)
「チームで協力しながら、一緒に目標を達成する力」
実社会での具体例
✅ プロジェクトチームでの仕事(会社員)
→ 会社では、一人で完結する仕事はほとんどありません。 例えば、新しいアプリを作るプロジェクトなら、プログラマー・デザイナー・マーケター が協力しながら進めます。
✅ 災害時のボランティア活動(社会貢献)
→ 地震や台風の被害が出たとき、ボランティアは 「炊き出しをする人」「物資を運ぶ人」「情報を発信する人」 など、分担して助け合います。
✅ 映画やアニメの制作(クリエイティブ業界)
→ 映画やアニメは 脚本家・声優・監督・作画スタッフ など、多くの人の協力によって作られています。それぞれの役割を果たしながら、1つの作品を完成させるのが協働の力です。
🟣 創造(Creativity)
「新しいアイデアを生み出し、形にする力」
実社会での具体例
✅ スマホや電気自動車の開発(発明・技術開発)
→ iPhoneや電気自動車など、世の中にない新しい製品を生み出す のが創造力です。スティーブ・ジョブズやイーロン・マスクのような人が、この力を活かして大きな変革を起こしました。
✅ YouTuberや漫画家のコンテンツ制作(エンタメ業界)
→ 人気のYouTuberや漫画家は、「他の人と違うアイデア」 を考えることで成功しています。例えば、普通のゲーム実況ではなく、独自のルールを作ってプレイするといった工夫が求められます。
✅ ファッションデザイン(アート・デザイン)
→ 服のデザイナーは、流行を取り入れつつも、オリジナルなデザインを考え、新しいファッションを生み出します。
4Cスキルは「組み合わせ」がカギ!未来を生き抜くために必要な力とは?
「これからの時代、4Cスキルが重要です!」と言われても、「実際にどう役立つの?」と疑問に思うかもしれません。
もちろん、批判的思考・コミュニケーション・協働・創造の4つのスキルは、それぞれが強力な武器 になります。
しかし、 4つを組み合わせて使うことで、本当の力が発揮される のです。
たとえば、次のような場面を想像してみてください。
4Cスキルが複合的に働く具体例
例① 医療の進化:新しい治療法の開発
医者や科学者は、1つのスキルだけでは画期的な治療法を生み出せない。
✅ 批判的思考(Critical Thinking) → 既存の治療法を分析し、「本当に効果があるのか?」を検証する。
✅ 創造(Creativity) → 今までにない治療法や新薬を考え出す。
✅ 協働(Collaboration) → 医師・研究者・エンジニアがチームを組み、開発を進める。
✅ コミュニケーション(Communication) → 患者や社会に向けて、治療法のメリットやリスクを分かりやすく伝える。
このように、1つのスキルだけでは新しい治療法は生まれません。
「分析し(批判的思考)、アイデアを出し(創造)、協力し(協働)、社会に伝える(コミュニケーション)」の4つが合わさってこそ、大きな成果が生まれるのです。
例② ゲーム開発:世界的ヒット作を生み出す
人気ゲームは、1人の天才が作るのではなく、チームでアイデアを出し合うからこそ生まれる。
✅ 創造(Creativity) → 新しいゲームのアイデアや面白いストーリーを考える。
✅ 批判的思考(Critical Thinking) → 「このゲーム、本当に楽しい?」「プレイヤーはどんな不満を持つ?」と分析する。
✅ 協働(Collaboration) → プログラマー・デザイナー・音楽担当が連携して開発を進める。
✅ コミュニケーション(Communication) → プレイヤーの意見を聞き、改善を続ける。
ヒットするゲームは、「ただ面白いアイデアがあるだけ」では成立しません。
批判的に分析し、チームで協力し、プレイヤーと対話しながら、少しずつ改良していくことが重要です。
例③ 防災対策:地震に強い街づくり
大きな災害を防ぐには、科学者や行政、地域の人々が協力することが欠かせない。
✅ 批判的思考(Critical Thinking) → 「過去の地震でどんな被害が出たか?」「どの対策が有効だったか?」を分析する。
✅ 創造(Creativity) → 新しい耐震技術や、より安全な避難システムを考案する。
✅ 協働(Collaboration) → 建築家・自治体・住民が連携し、安全な街づくりを進める。
✅ コミュニケーション(Communication) → 防災訓練を実施し、住民に正しい知識を伝える。
「最新の耐震技術があるだけ」では意味がなく、住民が協力し、正しく避難できることが大切 です。
このように、4Cスキルを組み合わせることで、社会全体の安全が向上します。
4Cスキルは「単独」ではなく「組み合わせ」で真価を発揮する!
未来の社会では、「1つの能力だけが高い人」よりも、「複数のスキルを組み合わせて活用できる人」が求められます。
例えば…
🔹 どれだけ創造的なアイデアがあっても、それを伝える力(コミュニケーション)がなければ、世の中には広まらない。
🔹 どれだけ批判的思考で問題を分析できても、チームで協力(協働)できなければ、実現は難しい。
🔹 協働が得意でも、新しい発想(創造)がなければ、社会を変えるようなイノベーションは生まれない。
このように、4Cスキルは単独で使うものではなく、「組み合わせて使うことで、より大きな成果を生み出す」 ことが重要なのです。
AIが発展し、自動化が進む時代だからこそ、「人にしかできない4Cスキルの組み合わせ」 が未来のカギになります。
これからの学びでは、4つのスキルをバランスよく伸ばし、それぞれを複合的に活用できる力 を身につけていきましょう!
MOANAVIの4つのテーマとは?
MOANAVIでは、子どもたちが「科学・言語・人間・創造」という4つのテーマを通して学びます。これはSTEAM教育と相性がよく、4Cスキルを育むのに最適です。
テーマ | 学びの内容 |
---|---|
科学(Science) | 論理的思考・算数・数学的視点と問題解決力を育む |
言語(Language) | 表現力とコミュニケーション力を育む |
人間(Humanity) | 社会的責任感とリーダーシップを育む |
創造(Creativity) | アイデアを形にする力を育む |
科学|論理的思考・算数・数学的視点と問題解決力を育む
科学の枠組みでは、物事の仕組みや法則を理解し、実際に実験や観察を通じて学びます。子どもたちは、自然の現象を通じて「なぜ」「どうして」と考え、疑問を解決する方法を見つける力を養います。また、算数や数学を活用して、問題を論理的に解決する力を育てます。計算やグラフを使うことで、実際の問題に数的なアプローチを加え、より深い理解を得ることができます。
言語|表現力とコミュニケーション力を育む
言語の枠組みでは、言葉を使って自分の考えを伝える力を育てます。読書やディスカッションを通じて、言葉の使い方や表現方法を学びます。さらに、文章を書くことやスピーチを通じて、相手に自分の考えをわかりやすく伝える力も身につけます。
人間|社会的責任感とリーダーシップを育む
「人間」の枠組みでは、社会や経済、倫理的な問題について学びます。自分が社会の一員としてどう行動すべきか、他者とどう協力するかを考える力を育みます。ここでは、社会での役割や自分の行動が社会に与える影響を学び、倫理的な視点を持つことの重要性を理解します。
創造|アイデアを形にする力を育む
創造の枠組みでは、独自のアイデアを思いつき、形にする力を育てます。子どもたちは自由な発想で問題を解決し、新しいアイデアを生み出す力を養います。これにより、未知の状況に柔軟に対応できる力を育むことができます。
4Cスキル × MOANAVIテーマの16の組み合わせ「未来創造16カリキュラム」
4CスキルとMOANAVIの4つのテーマを掛け合わせることで、16の具体的な学びが生まれます。
4Cスキル \ MOANAVIテーマ | 科学(Science) | 言語(Language) | 人間(Humanity) | 創造(Creativity) |
---|---|---|---|---|
批判的思考 (Critical Thinking) | 実験・データ分析で論理的に考える | 言葉の意味や文法を深く考察する | 社会問題や倫理的課題を多角的に分析する | 新しいアイデアの妥当性を検証する |
コミュニケーション(Communication) | 科学的発見を正しく伝えるスキル | 多言語で効果的に意思を伝える | 相手の立場を理解しながら対話する | 創造的なアイデアをプレゼンする能力 |
協働(Collaboration) | チームで科学実験を行う | 言語を使って共同で文章やストーリーを作る | 社会問題を解決するために協力する | アートやデザインで共同制作をする |
創造 (Creativity) | 科学技術を応用し、新しい発明を生み出す | 言葉遊びや詩の創作、文学の発展 | 社会に新しい価値を生む活動(ボランティア、政策提言) | 芸術、デザイン、テクノロジーを融合して新しい表現を生む |
4Cスキル × MOANAVIテーマの16の組み合わせ「未来創造16カリキュラム」を徹底解説!
4CスキルとMOANAVIの4つのテーマを掛け合わせると、16通りの学びのアプローチ「未来創造16カリキュラム」が考えられます。ここでは、それぞれの組み合わせを 「学習活動の例」 と 「日常生活での実践例」 を交えて詳しく説明します。
🟢 批判的思考(Critical Thinking) × MOANAVIの4テーマ
批判的思考力とは、「物事を深く考え、情報を分析し、正しい判断をする力」 です。
① 批判的思考 × 科学(Science)
学習活動の例
- 実験結果のデータを分析し、仮説が正しいかどうかを検証する
- さまざまな視点から科学的な問題を考え、別の解決策を見つける
日常生活での実践例
- 「なぜ空は青いの?」など、日常の疑問を一緒に考え、論理的に説明する
- ニュースで報道された科学的な話題を調べ、事実と仮説を整理する
② 批判的思考 × 言語(Language)
学習活動の例
- ある文章が「事実」なのか「意見」なのかを分類する
- 物語の登場人物の行動を分析し、「もし違う選択をしていたら?」を考える
日常生活での実践例
- SNSやネットニュースを読んで、「本当に信頼できる情報か?」を考えさせる
- 本や漫画を読んだあと、「このキャラはなぜこうしたのか?」と議論する
③ 批判的思考 × 人間(Humanity)
学習活動の例
- 歴史上の出来事について、「その時の人々の視点」と「現代の視点」の違いを考える
- 社会問題について、賛成・反対の意見を調べてディスカッションする
日常生活での実践例
- 「どうして学校にはルールがあるの?」など、身近な倫理的な問題について話し合う
- ニュースを見て、「この出来事はなぜ起こったのか?」と背景を深掘りする
④ 批判的思考 × 創造(Creativity)
学習活動の例
- 「この発明は本当に役立つのか?」を考え、改良点を提案する
- 未来の社会のあり方を考え、「より良い世界のために何ができるか」を発表する
日常生活での実践例
- 新しいゲームやアプリを見て、「もっと良いルールや機能はないか?」を考える
- 料理のレシピを工夫し、「もっとおいしくするには?」と試行錯誤する
🟠 コミュニケーション(Communication) × MOANAVIの4テーマ
コミュニケーション力とは、「自分の考えを伝え、相手の意見を理解する力」 です。
⑤ コミュニケーション × 科学(Science)
学習活動の例
- 科学実験の結果をグループで発表し、わかりやすく説明する
- 難しい科学用語を子どもにもわかるように言い換えて説明する
日常生活での実践例
- 家族に「今日学校で習った科学の話」を説明してもらう
- YouTubeの科学解説動画を見て、「この説明はわかりやすい?」と分析する
⑥ コミュニケーション × 言語(Language)
学習活動の例
- 英語や他の言語で自己紹介をする練習をする
- 物語の登場人物になりきってセリフを言う
日常生活での実践例
- 家族でしりとりや言葉遊びをして、語彙を増やす
- 旅行先で簡単な外国語の挨拶を使ってみる
⑦ コミュニケーション × 人間(Humanity)
学習活動の例
- 「相手の立場に立って話す」練習をするロールプレイング活動
- クラスメイトとお互いの文化について発表する
日常生活での実践例
- 家族で「今日嬉しかったこと」を共有する時間を作る
- 友達とのけんかのとき、「相手の気持ちを考える」習慣をつける
⑧ コミュニケーション × 創造(Creativity)
学習活動の例
- 物語を作り、発表する
- 「未来の学校」をテーマにしたプレゼンを作る
日常生活での実践例
- お話の続きを考える遊びをする(例:「もし桃太郎の仲間が犬じゃなくてペンギンだったら?」)
- 家族で「理想の未来」をテーマに話し合う
🔵 協働(Collaboration) × MOANAVIの4テーマ
協働(コラボレーション)とは、「他者と協力し、より良い成果を生み出す力」 です。
社会では一人で解決できない問題が多く、異なる考えを持つ人と協力しながら進めることが重要になります。
⑨ 協働 × 科学(Science)
学習活動の例
- チームで科学実験を行い、役割を分担する(例:1人が記録、1人が実験、1人が結果を分析)
- グループで新しいエネルギーの活用方法を考える(風力・太陽光・水力発電を組み合わせた発電方法など)
日常生活での実践例
- 兄弟や友達と一緒に自由研究をする(テーマを決め、実験・発表まで協力する)
- 家族で料理を作る際に、役割分担をする(食材を切る人、味付けをする人など)
⑩ 協働 × 言語(Language)
学習活動の例
- クラスメイトと一緒に英語の寸劇を作る(脚本、セリフ、演出を分担)
- グループで外国の物語を翻訳し、日本語で新しい表現を考える
日常生活での実践例
- 家族でストーリーをリレー形式で作る(「昔々あるところに…」から交代で話を考える)
- 外国の友達と手紙やメールを交換しながら、言語の学びを深める
⑪ 協働 × 人間(Humanity)
学習活動の例
- 学校のプロジェクトで地域の課題を解決するためのアイデアを出し合う(例:ゴミ拾いのイベント企画)
- ディスカッションを通して「多様性」について学ぶ(異文化の価値観や考え方を比較する)
日常生活での実践例
- 家族で旅行の計画を話し合って決める(「どこに行きたい?」「何をする?」を協力して考える)
- 兄弟や友達と一緒にボードゲームを遊び、協力しながら戦略を練る
⑫ 協働 × 創造(Creativity)
学習活動の例
- グループでロボットを作り、プログラミングして動かす(STEAM教育の実践)
- チームで絵本を作成し、それを発表する(文章を書く人、絵を描く人、編集する人を分担)
日常生活での実践例
- 家族や友達と一緒にオリジナルのボードゲームを作る(ルールやデザインを相談しながら決める)
- みんなで一つのアート作品を描く(一人が背景、別の人がキャラクターを描くなど)
🟣 創造(Creativity) × MOANAVIの4テーマ
創造力(クリエイティビティ)とは、「新しいアイデアを生み出し、形にする力」 です。
AI時代の中で、創造力は人間ならではの強みになります!
⑬ 創造 × 科学(Science)
学習活動の例
- 未来の乗り物を考えて発表する(空飛ぶ自転車、水中で生活できる家など)
- 自由に使える科学技術を組み合わせ、新しい発明品を考える(VR × 医療、AI × 教育など)
日常生活での実践例
- 身の回りのものを改造して新しい使い方を考える(壊れたおもちゃを組み合わせて別のものにする)
- 料理のレシピをアレンジして、新しい味を作る(カレー+チョコレート、パン+フルーツなど)
⑭ 創造 × 言語(Language)
学習活動の例
- オリジナルの詩や歌詞を作って発表する
- 架空の国の言語を作り、そのルールを考える(例:「ドラゴン語」のアルファベットや文法を決める)
日常生活での実践例
- オリジナルの物語を考えて家族に話す(「もし自分が宇宙飛行士だったら…」)
- 外国語の言葉遊びをする(例:「英語でしりとり」や「日本語と英語を混ぜたダジャレ」)
⑮ 創造 × 人間(Humanity)
学習活動の例
- 「100年後の社会はどうなっている?」をテーマにディスカッションする
- 自分の理想の学校や街をデザインする
日常生活での実践例
- 「こんな社会だったらいいな」を家族で話し合う(「学校が週3日だったら?」など)
- 歴史上の出来事をもし違う視点で見たらどうなるか考える(例:「もし江戸時代にインターネットがあったら?」)
⑯ 創造 × 創造(Creativity)
学習活動の例
- 自分だけのオリジナルアートを作成し、展示する(絵画・デジタルアート・粘土など)
- 新しい楽器や音楽を発明し、みんなで演奏する
日常生活での実践例
- 家にあるものだけで工作をする(ダンボールで秘密基地を作る)
- みんなで1つの物語を作り、劇にして発表する
4Cスキルがあれば、どんな未来でも生き抜ける!
今後、AIやロボットが進化し、多くの仕事が自動化されると言われています。
しかし、AIにはできないことが4Cスキルには詰まっています。
✅ 批判的思考(Critical Thinking) → フェイクニュースや詐欺を見抜き、正しい判断をする
✅ コミュニケーション(Communication) → 人と協力し、仕事や人間関係をスムーズにする
✅ 協働(Collaboration) → チームで力を合わせ、大きな成果を出す
✅ 創造(Creativity) → 新しいアイデアを生み出し、社会に変革をもたらす
4Cスキルを身につければ、どんな時代でも必要とされる人材になれます。
未来を生き抜くために、今から意識して4Cスキルを磨いていきましょう!
MOANAVIについて

これからの社会を生き抜くためには、単なる知識の習得だけでなく、「考える力」「伝える力」「協働する力」「創造する力」が不可欠です。これらの4Cスキルは、子どもたちが自らの可能性を広げ、未来を切り拓いていくための重要な土台となります。そして、それを効果的に育むアプローチとしてSTEAM教育が注目されています。
MOANAVIでは、「科学・言語・人間・創造」の4つのテーマを軸に、子どもたちが自然に4Cスキルを身につけられる学びを提供しています。例えば、科学を探究する中で「批判的思考」を鍛えたり、言語を通じて「コミュニケーション力」を高めたりするなど、日常の中で楽しく実践できる工夫が詰まっています。
ご家庭でも、子どもたちが興味を持ったことを一緒に探究したり、創造的なプロジェクトに挑戦したりすることで、4Cスキルを育てることができます。ぜひ、MOANAVIのコンセプトを取り入れながら、子どもたちの未来につながる学びを実践してみてください。
記事を書いた人

西田 俊章(Nishida Toshiaki)
STEAM教育デザイナー / 株式会社MOANAVI代表取締役
理科・STEAM教育の専門家として、20年以上にわたり子どもたちの学びに携わる。文部科学省検定済教科書『みんなと学ぶ 小学校理科』の著者であり、TVやラジオで教育解説の経験ももつ。「体験×対話」の学びを大切にし、子どもたちが楽しく学べる環境を提供している。
📚 経歴・資格
✅ 文部科学省検定済教科書『みんなと学ぶ 小学校理科』著者
✅ 元公立小学校教員(教員歴20年)
✅ 横浜国立大学大学院 教育学研究科 修士(教育学)
✅ TVK『テレビでLet’s study』理科講師として出演
✅ Fm yokohama『Lovely Day』でSTEAM教育を解説