
「今日は勉強デーにしていっぱい勉強する!!」
教室に入るとすぐに、そう話してくれました。
誰かに言われたわけではありません。自分で決めた、この日の目標でした。
そして、その言葉どおりの一日が始まりました。
「やってみる」から始まった学び
最初に選んだのは、理科の「日なたと日かげ」。
まだ学校では学習していない単元です。
教科書の図や表、参考写真をじっくり見ながら、一つ一つ内容を確かめていきます。
振り返りには、こんな言葉が残っていました。
「日なたと日かげのたんげんはまだ学校でやってないけどやってみました。」
「できた」でも「わかった」でもなく、「やってみました」。
その言葉には、新しいことへ一歩踏み出した実感が、そのまま表れていました。
「次もやる」が、次の挑戦を連れてきた
続いて取り組んだのは、「光と音」の単元です。
教科書や資料を手がかりに考えながら学習を進めると、振り返りには、
「光と音(1)(2)もつぎやります。」
と書かれていました。
そして、その言葉どおり、本当に「光と音(2)」へ。
学習を終えたあとの感想は、とてもシンプルでした。
「光と音(2)たのしかったです。」
「次もやる」と思ったことを、そのまま次の行動につなげていく。
その積み重ねが、この日の学びを前へ進めていました。
「思ったより楽しかった」が広がっていく
理科が終わると、今度は社会へ。
「買い物調べとお店」「スーパーマーケットのしくみ」「品物はどこから」と、次々に新しい学習へ取り組んでいきます。
振り返りには、
「社会のプリント思ったよりたのしかったです。」
という言葉もありました。
「思ったより」という一言には、始める前の予想と、終わったあとの気持ちの変化が表れています。
実際に取り組んだからこそ生まれた、新しい発見だったのでしょう。
そして最後は算数にも取り組み、「今日は勉強デー」という宣言どおり、一日を通して学び続けました。
一番うれしかったのは、ポイントではなく「やり切ったこと」
この日獲得したSTUDY POINTは、これまでで自己最高でした。
学習を終えると、そのポイントでアイスクリームと交換。
受け取ったときには、とても素敵な笑顔を見せてくれました。
もちろん、アイスクリームもうれしかったと思います。
でも、その笑顔を見ていると、それだけではないようにも感じました。
朝、自分で決めた「今日は勉強デーにしていっぱい勉強する!!」という目標。
その言葉どおりに学び続け、「今日はやり切った」と思える一日になったこと。
その達成感が、最後の笑顔につながっていたのではないでしょうか。
子どもは、自分で決めた目標に向かって歩き始めると、想像以上の力を発揮することがあります。
この日は、そのことを改めて感じさせてくれた一日でした。

