地域で自分らしく活動しながら収益を得る新しい選択肢|TOBASEオーナーという生き方

地域で活動を始めたい人が増えています。
しかし、現実には「ボランティアでは無償で続けられない」「事業化するとリスクが大きい」という壁が立ちはだかります。

横浜市西区から始まった TOBASE(トベース) のオーナー制度は、28㎡ほどの小さな拠点を舞台に、自己実現と収益性を両立できる仕組み を提供します。

オーナーはリアルな拠点を運営し、人と人をつなぎながら地域を活性化。
本部は先生の活動を紹介するサイトやオーナー向けのセミナーで支援します。

五方よしの仕組みによって、「学びでつながる 学びがつながる」地域の未来を共につくっていく。
そんな新しい働き方として、TOBASEオーナーをご紹介します。


学校に行きづらい子どもの学びを整えるという選択肢

「このままで大丈夫なのか」と感じている方へ。

モアナビ協創学園では、
子どもの学びの現在地を見取り、
その子に合った一歩をデザインしています。

不登校や行き渋り、別室登校のご相談にも対応しています。

👉 モアナビ協創学園の取り組みを見る

はじめに:地域で活動を始めたい人が増えている

「地域で何か始めてみたい」と考える人は年々増えています。

  • 子育てが落ち着いて、地域に関わりたい
  • 定年後の経験を活かして、居場所を作りたい
  • 趣味や特技を活かして、人とつながりたい

しかし実際に始めようとすると、次のような課題に直面します。

  • ボランティア → やりがいはあるが収益にならず、長続きしない
  • 事業化 → 初期投資や集客のハードルが高く、リスクが大きい

「やりたいこと」と「続けられること」の間には、まだ大きなギャップがあります。
TOBASEは、その間を埋める仕組みです。


地域活動の課題:自己実現と収益性の両立が難しい

地域活動は地域の暮らしに欠かせないものです。
しかし担い手が「やりたい気持ち」だけで続けていくには限界があります。

  • ボランティア活動は、どうしても無償での奉仕に依存しがち
  • 起業して事業化すれば、初期費用や運営リスクが大きすぎる

👉 その結果、自己実現を目指して始めた活動が「疲れてやめる」か「採算が合わず続けられない」という壁に突き当たります。

地域の課題解決や活性化のためには、自己実現と収益性を両立できる新しい仕組み が必要です。


TOBASEオーナー制度とは?

TOBASEは「学びと交流の拠点」として、地域に小さな場をつくる取り組みです。
オーナー制度では、地域で活動を始めたい人が安心して拠点を運営できる仕組みを整えています。

  • 小規模スペースで始められる(28㎡程度から)
  • 本部が運営をサポート(講座プログラム・広報支援)
  • 収益モデルがある(寄付や補助金に頼らない持続可能な仕組み)
  • 担い手育成の仕組み(先生デビュー講座、ステップアップサロン)

オーナーはリアルな拠点を運営し、人と人をつなぎながら地域を動かす存在になります。


オーナーになることで得られる価値

自己実現

  • 趣味・特技・経験を地域で活かせる
  • 「自分のやりたいこと」がそのまま地域貢献になる
  • 拠点を通じて「居場所づくり」に関われる

収益性

  • 運営協力費(施設利用料)はオーナーの全取り
  • ステップアップサロンの売上の50%がオーナーに還元
  • 小さな投資で始められるためリスクが少なく、持続可能
  • ボランティアに依存せず、仕組みとして収益が積み重なる

地域とのつながり

  • 世代を超えた人々と自然につながれる
  • 拠点を通じて先生同士がつながり、新しい活動が生まれる
  • 地域の担い手として信頼を得られる

オーナーと本部の役割分担

オーナーの役割

  • リアルな拠点を運営
    • 小規模スペースで講座やイベントを受け入れる
    • 先生や参加者同士をつなぎ、地域の交流を生む
  • 地域を活性化する担い手
    • 拠点をハブとして、地域全体の学びと交流を底上げする
  • 収益を得ながら持続的に活動
    • 運営協力費はオーナーの収益
    • ステップアップサロンの売上の50%も還元

本部の役割

  • 先生の活動を紹介するウェブサイトを運営
    • 集客・広報を支援し、地域との橋渡しを行う
  • オーナー向けサポート
    • セミナーや研修で安心して運営できるよう支援
  • 仕組みの整備
    • 「先生デビュー講座」や「ステップアップサロン」を通じて、担い手が育つ環境をつくる

👉 オーナーは「現場で人をつなぐ」、本部は「仕組みと広報で支える」。
この役割分担でTOBASEは地域に根づきます。


TOBASEで実現できる未来像

オーナーとして拠点を運営することで、こんな未来が描けます。

  • 子育て世代のオーナーが居場所を開き、親子が安心して集まる
  • シニアが講座を開き、若い世代との交流や文化継承が進む
  • 先生同士が拠点で出会い、新しい活動やコラボが生まれる
  • 参加者が講師へ、講師がオーナーへとステップアップし、担い手が循環的に生まれる

まだ始まったばかりですが、TOBASEはこうした未来を実現するための仕組みを整えています。


まとめ:自己実現と収益を両立する新しい地域の働き方

地域で活動を始めたい人にとって、従来は「無償ボランティア」か「リスクの大きい事業化」の二択でした。
TOBASEオーナーは、その間にある 「自己実現 × 収益性」 を両立する新しい選択肢です。

オーナーはリアルな拠点で人をつなぎ、地域を活性化させる。
本部は仕組みと広報でそれを支える。
この両輪で、「学びでつながる 学びがつながる」未来を共につくっていきます。

記事を書いた人

西田 俊章(Nishida Toshiaki)

STEAM教育デザイナー / MOANAVIスクールディレクター

理科・STEAM教育の専門家として、20年以上にわたり子どもたちの学びに携わる。文部科学省検定済教科書『みんなと学ぶ 小学校理科』の著者であり、TVやラジオで教育解説の経験ももつ。「体験×対話」の学びを大切にし、子どもたちが楽しく学べる環境を提供している。

📚 経歴・資格
✅ 文部科学省検定済教科書『みんなと学ぶ 小学校理科』著者
✅ 元公立小学校教員(教員歴20年)
✅ 横浜国立大学大学院 教育学研究科 修士(教育学)
✅ TVK『テレビでLet’s study』理科講師として出演
✅ Fm yokohama『Lovely Day』でSTEAM教育を解説


新着記事

【実践記録|2026.04.17】子どもの言葉から見取る学びの現在地と支援のデザイン
子どもの言葉に注目し、学習のつまずきと理解の変化を教師がどのように見取り、支援につなげたかを分析。形成的アセスメントとZPDの観点から、学びのプロセスを具体的に整理した実践記録。
【実践記録|2026.04.16】時間の使い方から見える学びの質の違い
2026年4月16日の実践記録。学習時間や「思ったより時間がかかった/早かった」といった感覚に注目し、子どもたちの認知負荷や理解の変化を分析。自力で進める学びの中で、試行錯誤や支援の役割がどのように機能していたのかを整理する。
【実践記録|2026.04.13-04.14】見通し・試行錯誤・支援の行き来から見える学びの変化
学習結果ではなく、学習前の見通し、実際の試行錯誤、教師の支援、振り返りの変化に注目し、2026年4月13日から14日のMOANAVIの学びを分析。アセスメント記録とMOANAVI-COACHの両方から、子どもたちが支援を取り込みながら自己調整的に学ぶ姿を整理した実践記録です。
【実践記録|2026.04.10】 教師の見取りと自己認識を重ねて見えた、学習行動のちがいと支援の役割
2026年4月10日のMOANAVIの学習記録を、教師によるアセスメントとMOANAVI-COACHの両方から分析しました。分数、数のしくみ、情報産業、円の面積などの学習場面を通して、課題選択、試行錯誤、調べる行動、教師の支援、自己認識の変化がどのように重なっていたのかを整理した実践記録です。
【実践記録|2026.04.09】学習行動と支援の接続から見える理解の変化
2026年4月9日の実践記録。算数や理科の学習において、子どもたちの課題選択、試行錯誤、相談や調べ学習を通した理解の変化を分析。発達の最近接領域(ZPD)、自己調整学習、形成的アセスメントなどの視点から、学習行動と教師サポートの関係を整理した。
タイトルとURLをコピーしました