
最近、「地球温暖化」という言葉をよく耳にしませんか?
暑い日がふえたり、大雨がふったりと、地球の気候が少しずつ変わっています。
でも、「どうしてそんなことが起きるの?」「私たちに何ができるの?」と、
くわしく知っている人は意外と少ないかもしれません。
この記事では、地球温暖化の原因・しくみ・影響・対策をやさしく解説します。
北極の氷がとける理由、私たちの生活とのつながり、
そして未来の地球を守るためにできる小さな行動まで、
一歩ずつわかりやすく学んでいきましょう。
読むころにはきっと、あなたも気づくはずです。
地球を守るヒーローは、私たち一人ひとりなのだということに。
- 地球温暖化とは?|小中学生にもわかる“地球が熱くなる”理由と仕組み
- 地球温暖化の原因とは?|人間の生活とエネルギーの使い方の関係
- 地球温暖化の影響|気温・海・動物・私たちのくらしに起きていること
- 日本の地球温暖化|身近に感じる変化と生活への影響を見てみよう
- 世界の地球温暖化対策|パリ協定・SDGs・脱炭素社会の取り組み
- 地球温暖化を防ぐためにできること|私たちの行動で地球を変えよう
- 温室効果ガスのしくみを科学で学ぼう|理科でわかる温暖化のメカニズム
- 地球温暖化の自由研究アイデア|身近な実験・観察・グラフで調べよう
- 地球温暖化のおさらいクイズ|原因・影響・対策を復習しよう
- まとめ|地球温暖化を止めるのは、未来を生きる“私たち”
地球温暖化とは?|小中学生にもわかる“地球が熱くなる”理由と仕組み
私たちが住む地球は、まるで**「あたたかい毛布」**に包まれているような星です。
太陽の光が地球をあたため、地表から出る熱の一部が「温室効果ガス」という気体によって空気の中にとどまることで、地球の温度はちょうどよく保たれています。これが「温室効果」と呼ばれるしくみです。
しかし、近年は人間の活動によってこのバランスが崩れつつあります。
車や発電所、工場などから**二酸化炭素(CO₂)**が大量に出ることで、熱が地球にこもりやすくなり、地球全体の平均気温が少しずつ上がっているのです。これが「地球温暖化」と呼ばれる現象です。
🌡️過去100年間で、地球の平均気温は約1.1℃上昇したといわれています。
「たった1℃?」と思うかもしれませんが、このわずかな変化が気候や生き物の生き方を大きく変えてしまうのです。
地球温暖化は、私たちの生活と深くつながっています。
電気をつける、車に乗る、ものをつくる――そのすべてがエネルギーを使い、CO₂を出しています。
だからこそ、「地球温暖化を止める」というのは遠い国の話ではなく、私たち一人ひとりの課題なのです。
クイズ①
地球があたたかさを保つために大切な「温室効果ガス」にふくまれる気体はどれでしょう?
- 二酸化炭素(CO₂)
- 酸素(O₂)
- 窒素(N₂)
正解は 1 です。
👉 二酸化炭素は、地球の熱を空気の中に閉じこめるはたらきを持つ気体です。
ただし、多すぎると温度が上がりすぎてしまい、地球が“熱くなりすぎる”のです。
地球温暖化の原因とは?|人間の生活とエネルギーの使い方の関係
地球温暖化のいちばん大きな原因は、人間の生活の中で使われているエネルギーにあります。
私たちは毎日、電気を使い、車に乗り、食べ物を運び、たくさんの「便利さ」に囲まれています。
その便利さを支えているのが、石炭・石油・天然ガスといった「化石燃料」です。
けれども、これらを燃やすと**二酸化炭素(CO₂)**が発生します。
CO₂はもともと自然の中にもある気体ですが、量が多くなりすぎると、
地球のまわりに「熱のふた」をかけてしまうような状態になります。
その結果、熱が外に逃げにくくなり、地球全体がゆっくりと温まっていくのです。
また、もう一つの原因は**森林伐採(しんりんばっさい)**です。
木々は光合成によってCO₂を吸収しています。
しかし、森が減るとその吸収が追いつかず、空気中のCO₂がどんどん増えていきます。
つまり、森は地球の「空気清浄機(くうきせいじょうき)」のような存在なのです。
さらに、家電の使いすぎやごみの増加、食べ物を運ぶトラックや飛行機の燃料など、
日常生活の中にも温暖化の原因はたくさんかくれています。
こうして見ると、地球温暖化は「だれか遠くの国の問題」ではなく、
私たち一人ひとりのくらしと深くつながっていることがわかります。
クイズ②
次のうち、地球温暖化を進める原因になるのはどれでしょう?
- 木をたくさん植えること
- 石炭や石油を燃やして電気をつくること
- 自転車で通学すること
正解は 2 です。
👉 石炭や石油を燃やすと、大量の二酸化炭素(CO₂)が発生します。
このCO₂が空気中にたまり、地球の温度を上げてしまうのです。
地球温暖化の影響|気温・海・動物・私たちのくらしに起きていること
地球の平均気温が上がると、自然のバランスが少しずつ崩れていきます。
まず目に見えて変わっているのが、北極や南極の氷がとけていることです。
氷がとけると、海の水の量が増え、海面上昇が起こります。
これにより、低い土地や島国では土地が海に沈むおそれがあります。
また、気温の上昇は天気にも影響を与えます。
昔よりも台風が強くなったり、雨の降り方が極端になったりして、
**「異常気象(いじょうきしょう)」**と呼ばれる現象が増えています。
夏の暑さが長く続く「猛暑」や、急な大雨「ゲリラ豪雨」もその一例です。
海の温度が上がると、魚の住む場所も変わります。
サンマやイカなどが北の海に移動し、漁業に影響が出ています。
また、**サンゴ礁の白化(はっか)**や、氷の上で生活するホッキョクグマの減少など、
動物たちの命にも関わる深刻な変化が起きています。
このように、地球温暖化は自然だけでなく、
わたしたちの食べ物・生活・経済までも変えてしまう問題なのです。
気温が1〜2℃上がるだけで、地球全体に大きな影響が広がっていることを、
私たちは理解しておく必要があります。
クイズ③
地球温暖化が進むことで起きる問題として、正しいものはどれでしょう?
- 雨がまったく降らなくなる
- 地球が回る速さが変わる
- 海面が上がり、土地が沈むおそれがある
正解は 3 です。
👉 氷がとけて海の水が増えると、海面が上昇し、低い地域が水につかってしまうことがあります。
日本の地球温暖化|身近に感じる変化と生活への影響を見てみよう
地球温暖化は、遠い国の話ではありません。
実は日本でも、すでに多くの変化が起きています。
まず感じやすいのは、夏の暑さの変化です。
昔に比べて、35℃をこえる「猛暑日」が急に増えています。
環境省のデータによると、東京では1970年代には年間数日しかなかった猛暑日が、
今では30日をこえる年もあります。
気温が上がることで、熱中症になる人が増え、学校の体育や部活動にも影響しています。
次に、雨や災害の変化です。
1時間に50mm以上の「非常に激しい雨」が、全国で増えています。
これにより、川の氾濫(はんらん)や土砂災害が起こりやすくなり、
地域によっては避難が必要になることもあります。
さらに、食べ物や自然の変化も見られます。
海水温が上がって、サンマやイカなどの漁獲量が減ったり、
お米の育ち方が変わったりしています。
スギ花粉の飛ぶ時期が長くなっているのも、気温上昇と関係があると考えられています。
こうした変化はすべて、
「日本のくらしがすでに地球温暖化の影響を受けている」ことを示しています。
つまり、温暖化は未来の話ではなく、“今”の問題なのです。
クイズ④
日本で地球温暖化の影響として実際に起きていることはどれでしょう?
- 猛暑日が増えている
- 雪がまったく降らなくなった
- 海の水が冷たくなっている
正解は 1 です。
👉 日本では平均気温が上がり、35℃をこえる猛暑日が増えています。
そのため、熱中症対策やエアコンの使い方も重要になっています。
正解は 1 です。
👉 日本では平均気温が上がり、35℃をこえる猛暑日が増えています。
そのため、熱中症対策やエアコンの使い方も重要になっています。
世界の地球温暖化対策|パリ協定・SDGs・脱炭素社会の取り組み
地球温暖化は、国のちがいをこえて、世界中が協力して取り組まなければならない問題です。
そのために2015年、フランスのパリで開かれた国際会議でつくられたのが、
**「パリ協定(きょうてい)」**です。
パリ協定では、
「地球の平均気温の上昇を、産業革命前より2℃より低く、できれば1.5℃におさえる」
という目標が決められました。
世界の国々がそれぞれCO₂の排出を減らす努力をし、
温暖化を少しでも止めるためのルールを共有しているのです。
🌏 世界の取り組みの例
- ヨーロッパ(EU):電気自動車の普及を進め、再生可能エネルギーの利用を拡大
- アメリカ:バイデン政権がパリ協定に再び参加し、国をあげて脱炭素政策を推進
- 日本:2050年までに「カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を実質ゼロ)」を目指すことを宣言
これらの動きは、SDGs(持続可能な開発目標)の**目標13「気候変動に具体的な対策を」**とも関係しています。
つまり、地球温暖化対策は「環境」だけではなく、未来の社会全体をどう作るかという大きなテーマなのです。
また、若者たちもこの動きに参加しています。
スウェーデンの高校生だったグレタ・トゥーンベリさんは、
「大人たちは地球の未来に責任を持つべきだ」と訴え、世界中に環境運動を広げました。
彼女の行動は、「一人の声でも世界を動かせる」ことを示しています。
クイズ⑤
2015年に世界で話し合われ、地球の平均気温の上昇をおさえる目標を定めた国際協定はどれでしょう?
- 京都議定書
- パリ協定
- モントリオール議定書
正解は 2 です。
👉 パリ協定は、地球温暖化を防ぐために世界中の国が協力して取り組むための約束です。
日本をふくむ多くの国がこの目標に向かって行動を進めています。
地球温暖化を防ぐためにできること|私たちの行動で地球を変えよう
地球温暖化を止めるには、国や企業の努力だけでなく、
わたしたち一人ひとりの小さな行動がとても大切です。
毎日のくらしの中でも、地球を守る工夫はたくさん見つかります。
まずすぐにできるのが、電気の使い方を見直すことです。
部屋を出るときに電気を消す、使わない家電のコンセントを抜くなど、
ちょっとした工夫でCO₂を減らすことができます。
照明をLEDに変えるだけでも、電気の使用量をかなり減らせます。
次に、ごみや資源を減らす工夫も効果的です。
プラスチックを減らすためにマイボトル・マイバッグを使ったり、
リサイクルできるものを分けて出したりすることは、
「作る→使う→捨てる」という流れを短くして、
新しいエネルギーの消費をへらすことにつながります。
また、食べ物や買い物も大切なポイントです。
食べ残しを減らす「もったいない」精神や、地元でとれたものを食べる「地産地消(ちさんちしょう)」は、
輸送に使うエネルギーを減らし、CO₂削減に役立ちます。
学校や地域でできる活動もあります。
植林活動や清掃ボランティア、環境ポスターづくりなど、
小さなアクションがたくさん集まることで、地球全体を変える大きな力になります。
クイズ⑥
地球温暖化を防ぐために、私たちが家庭でできることとして正しいのはどれでしょう?
- エアコンを24時間つけっぱなしにする
- ペットボトルやごみを分けずに捨てる
- 部屋を出るときに電気を消す
正解は 3 です。
👉 電気をこまめに消すことで、使うエネルギーを減らし、CO₂の排出量を減らすことができます。
「小さな節約=地球への大きなやさしさ」です。
温室効果ガスのしくみを科学で学ぼう|理科でわかる温暖化のメカニズム
地球温暖化を考えるときに欠かせないのが、**「温室効果ガス」**ということばです。
これは、地球のまわりにある空気の中で、太陽の熱を閉じこめるはたらきをもつ気体のことです。
代表的なものは、二酸化炭素(CO₂)、メタン(CH₄)、一酸化二窒素(N₂O)などがあります。
この仕組みをわかりやすく説明すると、
地球は「太陽の光であたたまり、宇宙に熱をにがしている」星です。
しかし、温室効果ガスが増えると、地球のまわりに**“熱のふた”**ができて、
あたたまった熱が外に出にくくなります。
まるで冬の夜、毛布を何枚も重ねて寝ているような状態です。
理科の視点で見ると、地球温暖化は「エネルギーのバランスのくずれ」です。
太陽から地球に入ってくるエネルギー量と、地球から宇宙に出ていく熱の量がつり合わなくなることで、
地球全体の平均気温が上がっていきます。
この現象を身近に体験できる簡単な実験もあります。
たとえば、2つのペットボトルに温度計を入れ、
片方には空気、もう片方には息を吹き込んでCO₂を多くした空気を入れます。
それぞれに同じ光を当てて温度をはかると、CO₂の多い方がより高くなります。
この実験は、**「CO₂が熱をためこむ」**という仕組みを自分の目で確かめることができます。
科学的なしくみを理解することは、温暖化を「数字や感覚」でなく「原理」で考える第一歩です。
理科の学びが、地球の未来を守るカギになるのです。
クイズ⑦
地球の温室効果ガスが多くなると、どんなことが起きるでしょう?
- 地球の熱が外に出にくくなり、気温が上がる
- 太陽の光が地球に届かなくなる
- 空気がうすくなって寒くなる
正解は 1 です。
👉 温室効果ガスがふえると、地球のまわりに“熱のふた”ができて、熱がにがしにくくなります。
その結果、地球全体があたたかくなるのです。
地球温暖化の自由研究アイデア|身近な実験・観察・グラフで調べよう
地球温暖化は、世界のニュースだけでなく、
身のまわりでも観察できる「科学のテーマ」です。
自由研究では、**「温暖化を自分の手で確かめる」「データで調べる」**といった視点を持つと、
学びがぐっと深まります。
🧪 アイデア①:ペットボトルで温室効果実験
ペットボトルを2本用意して、それぞれに温度計を入れます。
片方には普通の空気、もう片方には息を吹き込んでCO₂を多く含ませましょう。
太陽の光やランプを同じように当てて、温度の変化を比べます。
CO₂を多くしたほうが高温になるはずです。
これで、「二酸化炭素が熱をためこむ」という温室効果を体感できます。
📈 アイデア②:気温や天気のデータを使ってグラフづくり
気象庁のホームページなどには、過去の平均気温や降水量のデータがあります。
自分の住んでいる地域のデータを5年、10年と比べてグラフにしてみましょう。
「年々どんな変化があるか」「猛暑日が増えていないか」などを読み取ると、
地球温暖化を「数字」で考える自由研究になります。
🌳 アイデア③:森林と二酸化炭素の関係を調べよう
植物は光合成でCO₂を吸収し、空気をきれいにしています。
街の木が多い場所と少ない場所で気温を測り、違いをくらべると、
緑が地球を冷やす力をもっていることがわかります。
観察・記録・グラフ化することで、環境と温度の関係を科学的にまとめられます。
🏙 アイデア④:「わたしたちの街の温暖化」を観察しよう
アスファルトの道・公園の草地・木かげなど、
同じ時間に気温を測って比べてみましょう。
市街地の方が温度が高い「ヒートアイランド現象(げんしょう)」を発見できるかもしれません。
地図といっしょにまとめると、地域環境の自由研究としてもおすすめです。
💡 まとめポイント
- 身近なものを使うと安全で確実に実験できる
- 「予想→実験→結果→考察」でレポートをまとめよう
- 見た目だけでなく数字やグラフを使うと説得力がアップ
- 家族や友達と協力して観察すると継続しやすい
地球温暖化のおさらいクイズ|原因・影響・対策を復習しよう
ここまで学んだ内容をクイズでふりかえってみましょう。
地球温暖化の「原因」「影響」「しくみ」「対策」をしっかり確認!
クイズ①
地球温暖化の主な原因となっている気体はどれでしょう?
- 二酸化炭素(CO₂)
- 酸素(O₂)
- 水素(H₂)
正解は 1 です。
👉 二酸化炭素は、石油や石炭などを燃やすと発生し、地球の熱を閉じこめてしまう働きがあります。
クイズ②
北極や南極の氷がとけることで、どんなことが起きるでしょう?
- 地震がふえる
- 海面が上がり、土地が沈むおそれがある
- 風が強くなる
正解は 2 です。
👉 氷がとけると海の水が増え、島や低い土地が水につかってしまう可能性があります。
クイズ③
地球温暖化をふせぐために、家庭でできる行動として正しいものはどれでしょう?
- 冷房を強くして部屋を冷やす
- ごみを分けずにまとめて捨てる
- 使わない部屋の電気を消す
正解は 3 です。
👉 電気をこまめに消すことは、エネルギーの節約になり、CO₂の排出を減らすことにつながります。
クイズ④
2015年に世界で決められた「地球の平均気温の上昇をおさえる国際協定」はどれ?
- リオ宣言
- パリ協定
- 京都条約
正解は 2 です。
👉 パリ協定は、世界中の国々が協力して温暖化を止めるためのルールです。
クイズ⑤
地球温暖化を科学的に説明すると、どんなことが起きている?
- 太陽の光が地球に届かなくなっている
- 地球が宇宙に熱をにがしすぎて冷えている
- 温室効果ガスが増えて熱が外に出にくくなっている
正解は 3 です。
👉 温室効果ガスが増えると、地球のまわりに“熱のふた”ができて、気温が上がってしまいます。
まとめ|地球温暖化を止めるのは、未来を生きる“私たち”
地球温暖化は、今この瞬間も少しずつ進んでいます。
それは「地球がこわれていく」という悲しい話ではなく、
**「人間のくらしを見つめ直すチャンス」**でもあります。
私たちが使う電気、食べるもの、移動のしかた――
どれも少しの工夫で地球への負担をへらすことができます。
国や企業だけでなく、一人ひとりの行動が積み重なれば、
その力はやがて世界を動かす大きな波になります。
科学者たちは、CO₂をへらす新しい技術を開発し、
多くの国が協力して未来の地球を守ろうとしています。
けれども、どんな技術も「人の意志」がなければ動きません。
大切なのは、「地球をまもりたい」という思いを持ちつづけることです。
地球温暖化は、私たちに問いかけています。
「便利さ」と「未来」、どちらを選びますか?
その答えを出すのは、今を生きる私たち一人ひとり。
小さな行動が、地球を変える。
そしてその一歩は、あなたの今日から始まります。
この記事を書いた人
西田 俊章(MOANAVIスクールディレクター/STEAM教育デザイナー)
公立小学校で20年以上、先生として子どもたちを指導し、教科書の執筆も担当しました。
現在はMOANAVIを運営し、子どもたちが「科学・言語・人間・創造」をテーマに学ぶ場をデザインしています。