
ニュースで「高市早苗(たかいち さなえ)さんが自民党総裁に選ばれた」という話を聞いた人もいるかもしれません。
これは、日本の政治の歴史にとってとても大きなできごとです。なぜなら、日本で初めて女性が自民党のトップに立った からです。
でも、世界を見てみると、女性が国のリーダーになった例はたくさんあります。
イギリスのサッチャー首相、ドイツのメルケル首相、ニュージーランドのアーダーン首相など、
それぞれの国で「女性だからできた政治」を進めてきました。
この記事では、
- 世界と日本の女性リーダーの歩み
- 高市早苗さんの登場とその意味
- 女性リーダーが少ない理由と社会の課題
- 自由研究に使えるテーマやアイデア
をやさしく解説します。途中にはクイズもあるので、楽しみながら学べますよ!
最後には、「リーダーとは何か」「自分も社会を変えられるのか」 を考えるヒントも見つかるはずです。
女性のリーダーとは?小学生・中学生にもわかる意味と政治での役割
「リーダー」と聞くと、どんな人を思い浮かべますか?
クラスの委員長、部活動のキャプテン、チームをまとめる人……どれも立派なリーダーです。
では、国のリーダーとはどんな仕事をするのでしょうか?
リーダーとは「みんなを導く人」
リーダー(leader)は英語で「導く人」という意味です。
リーダーの仕事は、ただ命令を出すことではありません。
チームや国の目標を考え、人々の意見をまとめ、よりよい方向に導くことです。
たとえば、
- 問題が起きたときにどう解決するかを決める
- みんなの力を引き出して協力し合えるようにする
- 将来のためにどんな行動を取るべきかを考える
など、責任のある仕事がたくさんあります。
政治の世界でのリーダーとは?
国のリーダーには「首相(しゅしょう)」や「大統領(だいとうりょう)」がいます。
彼ら・彼女らは、国を代表して法律をつくったり、他の国と話し合ったり、国民の生活を守るための決断を下したりします。
いわば「国の舵取り(かじとり)」をする人です。
政治のリーダーには勇気と決断力、そして「国民の声を聞く力」が求められます。
女性のリーダーが注目される理由
長いあいだ、政治の世界は男性が中心でした。
しかし今では、世界中で女性のリーダーが増えています。
女性リーダーが注目されるのは、多様な視点や共感力を政治に取り入れられるからです。
女性のリーダーたちは、
- 子ども・教育・福祉など、生活に身近な課題に目を向ける
- 対立よりも「対話」を大切にする
- きめ細やかで柔軟なリーダーシップを発揮する
といった特徴を持っています。
もちろん、男性も女性も「よいリーダー」になれることは同じです。
でも、リーダーが多様になることで、政治や社会ももっと豊かになります。
子どもたちへのメッセージ
リーダーとは特別な人だけがなれるものではありません。
誰かの意見を聞いたり、友達を助けたり、クラスでみんなをまとめたりすることも立派なリーダーシップです。
男女のちがいに関係なく、「人のために考え、行動できる人」 が、これからの社会をつくるリーダーになるのです。
クイズ①
リーダーの本当の意味として正しいものはどれでしょう?
- 自分の意見だけでチームを動かす人
- みんなの意見をまとめ、よりよい方向に導く人
- 一番強い人がなる人
正解は 2 です。
👉 リーダーとは、みんなをまとめて前に進めるために考え、行動する人のことです。女性も男性も、だれでもリーダーになれる可能性があります。
世界の女性首相・女性大統領一覧と功績まとめ|サッチャー・メルケル・アーダーン・蔡英文など
世界には、国のトップとして国民を導いた女性リーダーがたくさんいます。
彼女たちは、戦争・経済・感染症・貧困といったさまざまな問題に立ち向かい、国を支えてきました。
ここでは代表的な女性リーダーたちを紹介します。
🇬🇧 マーガレット・サッチャー(イギリス)
1979年にイギリスで初の女性首相になりました。
強い信念と行動力から「鉄の女(Iron Lady)」と呼ばれ、経済の立て直しや国の自立を進めたリーダーです。
ときには厳しい決断も下しましたが、「自分の信じる道を進む」姿勢で多くの国民に影響を与えました。
🇩🇪 アンゲラ・メルケル(ドイツ)
2005年から16年間にわたりドイツの首相を務めました。
冷静で落ち着いた判断力と、他国との信頼関係づくりが得意で、ヨーロッパ全体をまとめる存在として知られています。
「感情よりも事実に基づいて判断するリーダー」として、世界中から尊敬されました。
🇳🇿 ジャシンダ・アーダーン(ニュージーランド)
2017年、37歳という若さでニュージーランドの首相に。
新型コロナウイルスへの対応で、国民に優しく語りかけながら冷静に対策を進めたことで注目されました。
共感力と行動力をあわせ持つリーダーとして、「思いやりの政治」を実現しました。
🇹🇼 蔡英文(ツァイ・インウェン/台湾)
台湾の初の女性総統(大統領)として、国の安全と民主主義を守るために努力しています。
科学的な政策立案や、若者との対話を大切にする姿勢が評価されています。
国際社会からの信頼も厚く、「アジアの女性リーダー」として大きな影響力を持っています。
🇫🇮 サンナ・マリン(フィンランド)
2019年に34歳で首相に就任し、世界最年少の女性首相として話題になりました。
若者・女性・子育て世代の代表として、多様性を重視した政治を行い、SNSを通じて国民との距離を縮めるスタイルも注目されました。
🇺🇸 カマラ・ハリス(アメリカ)
2021年、アメリカ史上初の女性・黒人・アジア系副大統領に就任。
多様性を象徴する存在として、アメリカの新しい時代を象徴しています。
「女性も人種も関係なく、努力すれば夢をかなえられる」というメッセージを世界に発信しました。
🌏 世界の共通点
これらの女性リーダーたちに共通しているのは、「共感力」「決断力」「信念」 の3つです。
国や文化は違っても、人々のために行動し、困難に立ち向かう姿勢は同じです。
クイズ②
次のうち、世界で「鉄の女(Iron Lady)」と呼ばれた女性首相は誰でしょう?
- アンゲラ・メルケル(ドイツ)
- ジャシンダ・アーダーン(ニュージーランド)
- マーガレット・サッチャー(イギリス)
正解は 3 です。
👉 マーガレット・サッチャーさんは、強い信念と行動力で国を導き、「鉄の女」と呼ばれました。彼女の姿勢は、後の女性リーダーたちにも大きな影響を与えています。
日本の女性政治家の歴史と高市早苗さんの登場|2025年・自民党初の女性総裁誕生
2025年、自民党の総裁選で 高市早苗(たかいち・さなえ)さん が選ばれ、日本で初めて女性が自民党総裁に就任しました。
このニュースは、「ついに日本にも女性のトップリーダーが誕生した!」として大きな話題になりました。
🏛 高市早苗さんとは?
高市さんは奈良県出身の政治家で、大学卒業後に放送局で働いた経験もあります。
その後、アメリカでの政治活動をきっかけに日本の政治に興味を持ち、国会議員になりました。
経済や安全保障の分野に強く、これまで総務大臣などを務めてきました。
自民党総裁になったことで、今後は「日本初の女性総理大臣」が誕生する可能性も高まっています。
🌸 日本の女性政治家の歩み
日本では、戦後に女性の参政権(選挙で投票したり立候補したりする権利)が認められ、1946年に初めて女性議員が誕生しました。
それから少しずつ増えてきましたが、世界に比べると女性政治家の割合はまだ低いのが現状です。
たとえば、
- 1989年:土井たか子さん(日本社会党)が衆議院議長に。初の女性議長として注目されました。
- 2016年:小池百合子さん が東京都知事に。当選当初は「女性の視点で都政を変える」として多くの支持を集めました。
- そして2025年:高市早苗さん が自民党初の女性総裁に。日本の政治の新しい時代が始まろうとしています。
🇯🇵 なぜ日本では女性リーダーが少なかったの?
理由はいくつかあります。
- 「政治は男性の仕事」という古い考え方が長く残っていた
- 家庭や子育てと政治活動を両立するのが難しい
- 女性が政治に参加する機会が少なかった
しかし、時代は確実に変わっています。
女性が活躍する場が増え、若い世代の中からも「政治を変えたい」と考える人が出てきています。
🌟 高市早苗さんの挑戦がもつ意味
高市さんの登場は、日本社会にとって大きな一歩です。
「女性でも政治のトップになれる」という事実は、多くの子どもたちに勇気を与えました。
これからは、男女関係なく「能力と意志」で評価される時代がやってきます。
💬 子どもたちへのメッセージ
高市さんのようなリーダーを見て、「政治はむずかしそう」と感じる人もいるかもしれません。
でも、政治とは私たちの生活を守るために話し合うことです。
みなさんの「こうなったらいいな」という思いも、いつか社会を動かす力になるかもしれません。
クイズ③
2025年に自民党の総裁となった日本初の女性リーダーは誰でしょう?
- 小池百合子さん
- 高市早苗さん
- 土井たか子さん
正解は 2 です。
👉 高市早苗さんは2025年、自民党で初めて女性総裁に就任しました。これにより、日本の政治における男女平等の流れがさらに加速すると期待されています。
なぜ女性リーダーが少ないのか?政治と社会に残る課題を考える
世界では多くの女性が国のトップとして活躍していますが、日本ではまだ女性リーダーの数が少ないのが現実です。
なぜそうなっているのでしょうか?
ここでは、政治と社会に残る課題をわかりやすく整理してみましょう。
⚖️ 1. 「政治=男性の仕事」という固定観念(こていかんねん)
長いあいだ、「政治家は男性が多い」「女性には向いていない」といった考えが社会に根づいてきました。
実際、政治の世界では今も男性の比率が高く、国会議員の約8割以上が男性です。
でも、これは「女性にできない」からではなく、チャンスが少なかったからです。
最近では、「多様な意見を政治に取り入れること」が大切だと考えられるようになり、少しずつ変化が見られます。
👩👧 2. 家庭や子育てと政治活動の両立のむずかしさ
政治家の仕事は、国会での議論や地元での活動など、時間が不規則でとても忙しい仕事です。
そのため、子育てや家庭との両立がむずかしいという声も多くあります。
しかし最近では、
- 託児所を設ける議会
- 育児休暇を取れる制度
- 家事や育児を男女で分担する意識の広がり
など、少しずつ「政治を続けながら家庭も大切にできる」環境づくりが進められています。
🌍 3. 女性が少ないと、意見の幅がせまくなる
政治は、国民の意見を反映して行うものです。
男性ばかりだと、どうしても女性や子どもの立場に立った意見が出にくくなることもあります。
女性リーダーが増えることで、教育・福祉・環境など、暮らしに近い問題に目を向ける機会が広がります。
たとえばニュージーランドのアーダーン首相やドイツのメルケル首相のように、
「対話と共感で人々をまとめるリーダーシップ」も、これからの時代に求められる力です。
🌱 4. 未来に向けての取り組み
世界では、政治の中で女性を増やすためのルール(クオータ制)を取り入れている国もあります。
日本でも、政党が「候補者の男女比をできるだけ同じにする」という目標を掲げるようになっています。
また、学校でも「ジェンダー平等(男女のちがいをこえて、同じようにチャンスを得ること)」について学ぶ機会が増えています。
つまり、政治だけでなく、社会全体が少しずつ変わっているのです。
💬 子どもたちにできること
「女性だから」「男性だから」ではなく、だれもが自分の意見を言える社会を目指すことが大切です。
ニュースを見たり、身近な問題に関心を持ったりすることから、未来の政治は変わっていきます。
あなたの一歩が、社会を少しずつ明るくしていくのです。
クイズ④
日本で女性リーダーが少ない理由として、正しいものはどれでしょう?
- 女性は政治に興味がないから
- 家庭や子育てとの両立や、古い考え方の影響があるから
- 女性は政治の勉強ができないから
正解は 2 です。
👉 日本では長いあいだ「政治は男性の仕事」という考えがありましたが、今は少しずつ意識が変わり、女性も活躍できる社会を目指す動きが広がっています。
自由研究で調べよう!世界と日本の女性リーダーを比べるテーマとアイデア
「女性のリーダー」は、ニュースや社会の授業だけでなく、自由研究のテーマとしても人気があります。
世界と日本を比べたり、リーダーの共通点を調べたりすることで、政治やジェンダー平等について深く学ぶことができます。
ここでは、小学生・中学生にも取り組みやすい研究アイデアを紹介します。
🗺️ ① 世界と日本の女性リーダーの年表を作る
歴史の流れをまとめるのは、自由研究の基本です。
まずは、世界と日本の女性首相・大統領・知事などを時代順にまとめてみましょう。
例:
- 1979年 イギリス マーガレット・サッチャー首相
- 2005年 ドイツ アンゲラ・メルケル首相
- 2017年 ニュージーランド ジャシンダ・アーダーン首相
- 2025年 日本 高市早苗さん(自民党総裁)
このように、国名と年、リーダー名を並べるだけでも「女性のリーダーが増えてきた流れ」が一目でわかります。
📊 ② 世界と日本の女性政治家の割合を調べてグラフにする
国ごとに女性議員の割合を調べ、円グラフや棒グラフにまとめてみましょう。
日本はまだ少ないほうですが、北欧の国々では国会議員の半分以上が女性です。
「なぜ国によってちがうのか?」を考えると、社会や文化の特徴も見えてきます。
🗣️ ③ 女性リーダーの名言・政策を集めて比較する
女性リーダーたちは、それぞれの国の課題に向き合う中で多くの名言を残しています。
- サッチャー:「強さは、女性の中にある」
- アーダーン:「優しさは弱さではない」
- 高市早苗:「誰もがチャンスを持てる社会を」
名言を比べると、どんな価値観で国を動かしていたかが見えてきます。
ポスター風にまとめても見やすくなります。
🧭 ④ 「もし自分がリーダーだったら?」を考える
最後に、自分がもし日本のリーダーだったら、どんな国にしたいかを考えてみましょう。
- 教育をどう変える?
- 環境問題にどう取り組む?
- 世界との関係をどう築く?
自由研究では「調べる」だけでなく、「自分の意見を書く」こともとても大切です。
✨ まとめ
このテーマのいいところは、「政治をむずかしくしないで考えられる」 ことです。
数字・名言・歴史など、自分の得意な切り口から調べられます。
発表のときには、写真や地図を使ってビジュアルにまとめると、聞いている人にも伝わりやすくなります。
おさらいクイズ|世界と日本の女性リーダーの歩みを確認しよう
ここまで学んできた「女性リーダー」について、世界と日本の歴史や人物をふり返ってみましょう。
クイズに答えながら、どんなリーダーがどんな時代に活躍してきたのかをしっかり整理してみましょう!
クイズ①
「リーダー」とはどんな人のことを指すでしょう?
- 自分の意見だけを通す人
- みんなの意見をまとめ、よりよい方向へ導く人
- 命令を出して人を動かす人
正解は 2 です。
👉 リーダーとは、みんなの声を聞きながら方向を決めていく人。女性も男性も関係なく、誰でもリーダーになれます。
クイズ②
イギリスで「鉄の女」と呼ばれた女性首相は誰でしょう?
- アンゲラ・メルケル(ドイツ)
- ジャシンダ・アーダーン(ニュージーランド)
- マーガレット・サッチャー(イギリス)
正解は 3 です。
👉 サッチャーさんは強い信念をもって国を導いたことで、「鉄の女」と呼ばれました。
クイズ③
2025年に自民党で初の女性総裁となった政治家は誰でしょう?
- 小池百合子さん
- 高市早苗さん
- 土井たか子さん
正解は 2 です。
👉 高市早苗さんは2025年に自民党総裁に就任し、日本の政治に新しい風を起こしました。
クイズ④
日本で女性リーダーが少ない理由として、最も正しいものはどれでしょう?
- 女性には政治の経験が少ないから
- 古い考え方や家庭との両立のむずかしさがあるから
- 女性は政治に向いていないから
正解は 2 です。
👉 「政治は男性の仕事」という古い考え方や、育児と政治の両立の難しさが原因です。最近では社会全体が少しずつ変化しています。
クイズ⑤
世界の女性リーダーに共通している特徴として正しいのはどれでしょう?
- 強さと共感力の両方を持っている
- 全員が経済学者である
- 軍隊の出身である
正解は 1 です。
👉 サッチャー、メルケル、アーダーンなど、多くの女性リーダーは「強さ」と「思いやり」のバランスで国を導いています。
まとめ|女性のリーダーがつくる未来と、ジェンダー平等社会への第一歩
これまで見てきたように、世界ではたくさんの女性リーダーが国を導き、社会を変えてきました。
そして2025年、日本でもついに高市早苗さんが自民党初の女性総裁に選ばれ、新しい時代が始まりました。
女性のリーダーたちは、強さと優しさ、論理と共感の両方を持っています。
彼女たちが示してくれるのは、「リーダーに性別は関係ない」 ということです。
🌏 世界が目指す「ジェンダー平等社会」
国連(こくれん)が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」の中にも、目標5:ジェンダー平等を実現しようがあります。
これは、女性と男性が同じように学び、働き、意見を言える社会を目指すという目標です。
政治の世界で女性が増えることは、この目標に近づく大切なステップです。
多様な視点が集まれば、より多くの人の暮らしに寄りそった政策をつくることができます。
💡 「リーダーになる」とは特別なことじゃない
リーダーというと、国のトップや会社の社長のような「すごい人」を思い浮かべるかもしれません。
でも、本当のリーダーは身近なところから始まるものです。
- クラスで意見をまとめる人
- 部活動で仲間を励ます人
- 家族の中で助け合いを呼びかける人
それも立派なリーダーシップです。
あなたも、まわりの人のために考えて行動できるなら、すでに小さなリーダーなのです。
🚀 これからの未来へ
高市早苗さんの登場は、日本の政治にとって大きな転換点です。
でも、それはゴールではなく、スタートでもあります。
これからは、女性も男性も、誰もが自分らしく力を発揮できる社会 をつくっていくことが大切です。
ニュースを見たり、社会の問題について話したりすることが、未来を変える最初の一歩になります。
あなたの中にも、きっと“未来のリーダーの種”が育っているはずです。
🌸 まとめの一言
女性リーダーたちは、困難な時代に「人のために動く勇気」を見せてくれました。
そして今、そのバトンは私たち一人ひとりの手に渡されています。
性別に関係なく、思いやりと決断力を持って行動できる人が、これからの社会をつくるリーダーです。
この記事を書いた人
西田 俊章(MOANAVIスクールディレクター/STEAM教育デザイナー)
公立小学校で20年以上、先生として子どもたちを指導し、教科書の執筆も担当しました。
現在はMOANAVIを運営し、子どもたちが「科学・言語・人間・創造」をテーマに学ぶ場をデザインしています。