NEXT GIGAの授業を考える 創ろう!見つけよう!令和の授業のあり方
「GIGAスクール構想の実現」(文部科学省 2020)のもと、「誰一人取り残すことのない公正に個別最適化され、創造性を育む学び」の実現をめざして、全国で1人1台端末の活用が始まって4年が経過します。皆さんの自治体や学校では、それらICTを活用して、どのように授業改善が進んでいますか。
NEXT GIGAでは、ICTの利活用における自治体間の格差も課題となっています。 GIGAスクール構想によって1人1台端末が整備されたことで、何が実現できるようになったのでしょうか。子どもたちの学びに、どのような影響を与えているのでしょうか。
学習者主体の授業づくりという難しい課題に、私たち3つの研究集団は取り組んできています。
今年も、NEXT GIGAのめざすところを、再度、共通理解し、1人1台端末環境を生かしての地道な「授業研究」を進めることをねらいに本研究会を企画しました。
皆さんにも、主体的に参加していただけるような企画にしております。
どうぞUnLearn(アンラーン,学びほぐし)の良いチャンスとして、楽しんでご参加ください。
(コラボ研究会特設WEBより)
コラボ研究会の概要
オープニングトーク基調講演
講師
中川 一史|放送大学学園次世代教育研究開発センター長
今教育に感じる違和感として「デジタル放任授業」があります。
猫も杓子も他者参照という現状も気になります。
平川 理恵|前広島県教育長 昭和女子大学客員教授
もっとオルタナティブをやればいいんですよ。
多様な学びの場は工夫次第でいくらでも作り出せます。
研究会ワークショップ
STEAM教育の必要性を語る
講師
後藤大二郎|横浜メディア教育研究会/佐賀大学教職大学院教授
STEAM教育の目的は主に2つです。1つは幅広い分野で新しい価値を提供できる人材の育成。もう一つは現代社会に生きる市民の育成です。
西田俊章|MOANAVI( モアナビ) 代表取締役/STEAM教育デザイナー
STEAM教育と小学生という視点では、批判的思考力、協働力、対話力、創造性といわれる4Cスキルの育成に向けて、「自分でやってみる」ということを大切にする必要があります。
ワークショップでは、参加者の皆さんと一緒に「ペーパータワー」というアクティビティに取り組みました。限られたリソースを生かして最高の結果を得るためには批判的思考力Critical thinkng、協働力Collaboration、対話力Communication、創造性Creativiyの4Cスキルが必要であることを実感することができました。
成人の日の祝日にも関わらず、多くの先生方と熱心に議論し学びを深めることができる有意義な時間でした。
MOANAVIオルタナティブスクール
MOANAVIオルタナティブスクールでは、STEAM教育を通して子どもたちの可能性を広げる学びを提供しています。
不登校の子どもたちが自分から体験を通して様々な問題を見いだし、生き生きと学んでいます。
MOANAVIの活動に興味、関心のある方はお気軽にご連絡ください。