
横浜発 不登校支援オンラインセミナー
保護者のための家庭サポートと新しい選択肢
「子どもが学校に行きたがらない」「朝起きられない」「勉強しない」――そんな不登校や登校しぶりの悩みを抱える保護者の方は少なくありません。
近年、不登校の児童生徒数は過去最多を更新し続け、横浜でも「家庭でどう支えたらいいのか」と悩む声が増えています。
そこでMOANAVIは、横浜から全国の保護者へ届ける30分のオンラインセミナーを企画しました。
テーマは「子どもの未来だけでなく、親の人生も共に輝くための新しい選択肢」。
不登校が家庭に与える影響や、親としての向き合い方を共有し、明日から取り入れられる小さな工夫をお伝えします。
不登校は家庭全体に影響する問題|親・子・家族に起きる変化
不登校は決して子どもだけの出来事ではありません。学校に行けないことは家庭全体のリズムや雰囲気を変え、親子関係・夫婦関係・兄弟姉妹との関わり、さらには親自身の人生観にまで影響を及ぼします。
朝の時間に起こる親子の衝突とストレス
「早く支度しなさい」「どうして行けないの?」と声を荒らげてしまい、その直後に自己嫌悪に陥る。そんな繰り返しが続くと、朝の時間が緊張や不安の象徴になってしまいます。
本来は一日の始まりを気持ちよく迎えたいのに、親も子も「また今日も同じことが起きるのでは」という予期不安を抱えてしまうのです。結果として、家庭の空気が常に重くなり、兄弟姉妹にまで影響が及ぶことも少なくありません。
不登校による生活リズムの乱れと健康への影響
夜更かしと昼起きが習慣化すると、家庭内のリズムが合わなくなります。親は「このままで大丈夫なのか」と不安を募らせつつも、無理に起こせば衝突が増えるため葛藤を抱えます。
また、親自身も子どもの生活に引きずられて睡眠不足になり、体調不良や慢性的な疲労感を抱えるケースがよくあります。食事の時間もバラバラになり、家族全体の健康管理が難しくなるという現実的な問題も起きやすいのです。
親の働き方や人生観に及ぶ不登校の影響
不登校が長引くと、親の働き方にも影響が出ます。
シフトを減らしたり、在宅勤務に切り替えたり、場合によっては退職を余儀なくされることもあります。収入やキャリアへの影響はもちろんのこと、「自分の人生が止まってしまった」と感じる保護者も少なくありません。
「子どもの未来のために仕方がない」と思いながらも、親自身の生きがいや自己実現の機会を犠牲にすることで、孤独感や無力感を深めてしまうのです。
不登校の子どもを持つ親の悩み|よくある相談と解決のヒント
不登校は家庭ごとに背景や事情が異なりますが、保護者から寄せられる悩みには共通するテーマがあります。セミナーでは、こうした具体的な声を取り上げ、解決のヒントを共有していきます。
子どもの生活リズムが乱れて心配なときの対処法
「夜中までゲームをして朝は昼まで寝ている」「朝は何度起こしても布団から出られない」――多くの家庭で耳にする悩みです。生活リズムが崩れると、健康面や社会復帰への不安が一層強まります。
セミナーでは、
- 親が無理に起こすのではなく「自然に起きられるきっかけ」をつくる方法
- 家族全員のリズムを守りつつ、子どもに合わせすぎない工夫
- 夜更かしを減らすための家庭内ルールの作り方
など、現実的に取り入れやすいステップを紹介します。
学習・進路の不安にどう向き合うか
「勉強が遅れて、このまま進学できるのか」「高校はどうなるのか」――不登校が長引くと、学習の遅れや進路への不安は避けられません。
ただし、焦って大量の課題を押し付けても逆効果になる場合が多いのが実情です。
セミナーでは、
- 今できる小さな学習習慣を取り戻す工夫(5分だけの学習から始めるなど)
- 学校以外の学びの場(フリースクール、オンライン教材、家庭学習サポート)の活用例
- 進路を「一本道」ではなく複数の選択肢で考える視点
を具体的にお伝えします。
親自身の気持ちやストレスを整える方法
不登校の子どもに向き合う中で、親自身も強いストレスを抱えます。
「責めたくないのに責めてしまった」「他の子と比べて落ち込む」「自分の育て方が悪かったのではと自責の念に駆られる」――こうした気持ちは多くの保護者に共通するものです。
セミナーでは、
- 親自身の感情を言語化して整理するワーク
- 一人で抱え込まず、安心して話せる場を持つことの重要性
- 「自分の人生も大切にしてよい」という考え方
を共有し、親の安心が子どもにも伝わることを実感していただきます。
横浜発|不登校支援オンラインセミナーで学べる家庭サポートの方法
30分という短い時間ですが、セミナーでは「今日から家庭でできる小さな一歩」を持ち帰っていただけるよう工夫しています。
具体的には次のような視点や実践例をお伝えします。
不登校を「子どもの問題」ではなく「家庭全体の出来事」として捉える視点
不登校は「子どもが学校に行けない」という現象に見えますが、実際には家庭全体の呼吸や生活リズムに影響を及ぼします。
「なぜこの子だけが…」と孤立感を深めるのではなく、家族みんなで経験している出来事として共有することで、親子関係の圧力を少し和らげることができます。
例えば、兄弟姉妹も一緒に「今日はこんなふうに過ごそう」と一日の流れを話し合うだけでも、“一人だけ特別”ではなく“みんなで工夫している”感覚を持てるようになります。
親自身が安心を取り戻すための考え方
子どもに寄り添うあまり、親が疲弊してしまうケースは少なくありません。
セミナーでは「親が元気でいることは、子どもにとっても安心の土台になる」という考え方をお伝えします。
具体的には、
- 自分の気持ちをノートに書き出して整理する「ジャーナリング」
- 1日の終わりに「今日できたことを1つ数える」習慣
- 信頼できる人に弱音を打ち明ける「安心ネットワーク」づくり
こうした工夫を紹介し、「子どもを支えるためには、まず自分を支える」ことの大切さを実感していただきます。
暮らしに取り入れられる小さな実践方法
不登校の課題解決は、大きな改革ではなく、小さな積み重ねの中にあります。
セミナーでは、すぐに実践できる工夫として、
- 朝、親子で一緒に窓を開けて外の空気を吸う
- 食事の時間に「今日のよかったこと」を一言ずつシェアする
- 夜は親が先にスマホをリビングに置き、自然な休息の流れをつくる
など、生活の中に組み込めるシンプルな方法を提案します。これらは子どもの心を整えるだけでなく、家族全員の安心感を高めます。
将来への大きな不安に押しつぶされず、「今日」を積み重ねる視点
不登校に直面すると、多くの親は「進学できるのか」「将来は大丈夫か」と先のことばかりを考えて不安に押しつぶされがちです。
しかし未来は、今日の積み重ねの延長にしかありません。
セミナーでは「1週間先を変えることは難しくても、今日の1時間を少し良くすることならできる」という視点を大切にしています。
- 朝の会話をひとつポジティブに変える
- 親自身が「自分のために選んだ時間」を5分確保する
- 子どもの“できた”を小さな声でも必ず認める
こうした「今日の小さな成功体験」が、やがて未来をしなやかに形づくっていくことを共有します。
講師紹介

西田俊章(にしだ としあき)
MOANAVIスクールディレクター。横浜でオルタナティブスクール「MOANAVI」を運営し、不登校や多様な学びの在り方に悩む子どもたちと日々向き合っている。
点数や順位ではなく「学びに向かう力」を育む教育を大切にし、安心できる居場所づくり、保護者支援、地域との協働を重視して活動を続けている。
不登校・登校しぶりに悩む保護者向けセミナー詳細(横浜・オンライン開催)
テーマ
「子どもの未来だけじゃない。親の人生も一緒に輝く“不登校時代の新しい選択肢”」
学校に行けない、行きたがらない子どもを前に、親はどう関わればいいのか。
本セミナーでは、家庭全体を視野に入れながら、親自身の人生も大切にするためのヒントをお伝えします。
日時
11月9日(日)11:00〜11:30(Zoom開催/オンライン)
平日参加が難しい方にもご参加いただけるよう、週末の午前中に設定しました。ご自宅から気軽にご参加いただけます。
参加費
1,000円/回(Square決済)
ランチ1回分の気軽な参加費で、家庭で取り入れられる具体的なサポート法を得られます。
有料にすることで少人数制を保ち、安心して質問できる場をつくっています。
対象
- 不登校や登校しぶりに悩む小中学生の保護者
- 子どもの生活リズム・学習・進路に不安を感じている方
- 「親としてどう関わればよいか」を考えたい方
不登校支援セミナーの申し込み方法と参加までの流れ
- Googleフォームから申し込み
氏名・メールアドレスをご入力ください。事前質問も同じフォームで受け付けています。 - フォーム送信後にSquareで決済
クレジットカードやデビットカードで、安心してオンライン決済いただけます。 - Zoom参加情報をメールで受け取り
ご登録のメールアドレスにZoomリンクを送付します。開始10分前からアクセス可能です。
💡 ご不安な方へ:Zoomを使ったことがない場合でも、スマホから簡単に参加できます。操作が不安な方には事前のテスト接続もご案内可能です。
キャンセルポリシー
少人数開催のため、ご入金後の返金は承っておりません。
ただし、当日やむを得ず参加できなかった場合には、後日「ダイジェスト資料」と「次回以降の優先案内」をお送りしますので安心してお申し込みください。
まとめ|不登校の子どもと家庭を支える新しい学びの選択肢
不登校は子どもだけでなく、家庭全体に影響を与える出来事です。
だからこそ「親の人生」に光を当てることが、子どもの未来を支える力につながります。
30分のオンラインセミナーで、明日から使える安心のヒントを持ち帰りませんか?
その一歩が、家庭の空気を少し軽くし、親子に新しい選択肢をもたらしてくれるはずです。



