
記憶と学習
〜記憶を活用して学びを深めるには?〜
学んだことをしっかり覚えて、必要なときに思い出せていますか?
この記事では、学習と記憶の関係についてわかりやすく解説し、記憶を活かして効果的に学ぶ方法を紹介します。
記憶と学習の関係
学校の授業や日々の学びでは、新しい知識を得ることが大切ですが、それだけでは十分ではありません。学んだことを記憶し、必要なときに思い出し、活用できてこそ、本当の意味で「学んだ」といえます。
例えば、テストのために一生懸命暗記しても、すぐに忘れてしまったり、応用できなかったりすると、学びの効果は薄れてしまいますよね。
つまり、学習と記憶は切っても切れない関係にあるのです。
記憶のプロセス
記憶には、次のようなプロセスがあります。
- 記銘(きめい):新しい情報を覚える
- 保持(ほじ):覚えたことを脳にとどめておく
- 想起(そうき):必要なときに思い出す
この流れがスムーズに行われることで、学んだことを活用できるようになります。
記憶を助ける学習法
では、記憶をしっかり定着させるにはどうすればよいのでしょうか?
① 繰り返し復習する
学んだことは、時間が経つと忘れてしまいます。
エビングハウスの忘却曲線によると、人は学んだ直後から急速に忘れてしまうことが分かっています。
しかし、適切なタイミングで復習を繰り返すことで、記憶が長く定着します。
おすすめの復習タイミングは以下の通りです。
- 学んだその日に軽く復習する
- 1日後、1週間後、1か月後に再度復習する
② 体験を通じて学ぶ
ただ暗記するだけでなく、実際に体験しながら学ぶと、記憶に残りやすくなります。
例えば、歴史の出来事を覚えるときに、物語を読んだり、映像を見たりするとイメージが湧きやすくなります。
数学でも、実際に問題を解いてみることで「理解」と「記憶」が深まります。
③ 人に説明してみる
誰かに教えるつもりで学ぶと、より深く記憶に定着します。
家族や友達に学んだことを説明してみましょう。自分で言葉にすることで、理解が深まり、記憶しやすくなります。
記憶研究が示す学習のヒント
近年、脳科学や心理学の研究が進み、記憶の仕組みが明らかになっています。
記憶に残りやすい学習方法
- 感情を伴うと記憶に残りやすい(楽しい・驚きがあると忘れにくい)
- 睡眠をしっかりとると記憶が定着しやすい
- 視覚・聴覚・触覚を使うと記憶に残りやすい(読むだけでなく、書く・聞く・触る)
これらのポイントを活かして、より効果的な学習をしましょう。
知識を増やすだけの学習から、深く学ぶ学習へ
以前の教育では、「知識をたくさん覚えること」が重要視されていました。
しかし、今の時代はインターネットを使えば、すぐに情報を調べることができます。そのため、「知識の量」よりも、「知識の使い方」が大切になってきています。
深く学ぶためのポイント
- 情報の探し方を知る(どのように調べればよいのか)
- 情報を整理する力をつける(正しい情報を選び取る)
- 知識を活用する(学んだことを使って新しいアイデアを生み出す)
知識をただ暗記するのではなく、どう活かせるかを考えることが大切です。
まとめ
記憶は学習にとってとても重要な要素です。
しかし、ただ知識を詰め込むだけでは効果的に学ぶことはできません。
記憶を活用した学びのコツ
- 繰り返し復習する(適切なタイミングで復習)
- 体験を通じて学ぶ(実際に触れてみる)
- 人に説明する(アウトプットすると定着しやすい)
また、現代の学習では、知識を覚えるだけでなく、それをどう活かすかが大切です。
深く学び、自分の考えを持てるような学習を目指しましょう!
MOANAVIでは対話と体験を大切にした学習を提供

MOANAVIでは、知識をただ覚えるのではなく、体験を通じて学ぶことを大切にしています。
- 対話を通じた学び → 講師と話しながら理解を深める
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記事を書いた人

西田 俊章(Nishida Toshiaki)
STEAM教育デザイナー / 株式会社MOANAVI代表取締役
理科・STEAM教育の専門家として、20年以上にわたり子どもたちの学びに携わる。文部科学省検定済教科書『みんなと学ぶ 小学校理科』の著者であり、TVやラジオで教育解説の経験ももつ。「体験×対話」の学びを大切にし、子どもたちが楽しく学べる環境を提供している。
📚 経歴・資格
✅ 文部科学省検定済教科書『みんなと学ぶ 小学校理科』著者
✅ 元公立小学校教員(教員歴20年)
✅ 横浜国立大学大学院 教育学研究科 修士(教育学)
✅ TVK『テレビでLet’s study』理科講師として出演
✅ Fm yokohama『Lovely Day』でSTEAM教育を解説