おうちでサイエンス#サイコロで実験
サイコロの目は、図のように反対側の目との合計が7になるように作られています。 木の立方体のブロックにペンで数字を書き、サイコロを2つ作って実験をしてみましょう。
2つのサイコロを同時に投げてみましょう。 サイコロの目の合計は2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12のどれかになります。では、一番よく出るのはいくつでしょうか。
実験の仕方
- 2つのサイコロを同時に投げる。
- 出た目の合計を計算して、表に○をつける。
- 36回以上くり返して、一番よく出る目はいくつかを調べる。
サイコロの目が出る確率
サイコロの目の組み合わせと、その時の合計を考えてみましょう。 サイコロが2つなので組み合わせと合計は次のようになります。 1+1=2 1+2=3 1+3=4 1+4=5 1+5=6 1+6=7 2+1=3 2+2=4 2+3=5 2+4=6 2+5=7 2+6=8 3+1=4 3+2=5 3+3=6 3+4=7 3+5=8 3+6=9 4+1=5 4+2=6 4+3=7 4+4=8 4+5=9 4+6=10 5+1=6 5+2=7 5+3=8 5+4=9 5+5=10 5+6=11 6+1=7 6+2=8 6+3=9 6+4=10 6+5=11 6+6=12 サイコロの組み合わせはこれら36通りになります。 合計を調べると、 2が1回 3が2回 4が3回 5が4回 6が5回 7が6回 8が5回 9が4回 10が3回 11が2回 12が1回 となっています。 このことから、サイコロを2つ同時に投げた時、一番出やすいのは7となります。 次に6と8が出やすいことになります。
実際にサイコロを投げてみると
実際に36回サイコロを投げてみると、6、7、8が多く出ないかもしれません。 ですが、360回や3600回などのように、投げる回数を増やせば増やすほど、確率通りの結果に近づいていきます。 このように、実験はたくさん繰り返すほど、より良いデータを得ることができるようになります。 学校で行う理科の実験でも、「1回やって終わり」ではなく、「何回か実験しよう」とみんなで協力していくことが大切ですね。
MOANAVIで実験しよう
MOANAVIでは、調べてみたいこと、実験してみたいことをに何度でも挑戦することができます。 それは、MOANAVIが、「よく見る・よく考える・やってみる」を繰り返すことを大切にしているからです。 MOANAVIでLet'sサイエンス!