
トラス構造で作られている「ヒンメリ」を作ってみましょう。
ヒンメリとは、乾燥(かんそう)したわらを糸でつないで作る、フィンランド伝統のかざりです。
3本の辺で作られている三角形は形が変わりません。
4本の辺で作られている四角形は、辺の長さが同じでも形が変わってしまいます。
形が変わらないので、三角形は少ない材料でじょうぶなものを作ることができる形なのです。

東京タワーは三角形がたくさん集まって作られていることがわかります。

三角形の辺の長さや組み合わせる三角形の数を変えることで、いろいろな形のヒンメリを作ることができます。

ヒンメリを組み合わせることで、大きな立体を作ることもできますので、チャレンジしてみてください。
もっと詳しく知りたい、いろいろな形を作ってみたいという方は、MOANAVIにお越しください。
MOANAVIでは、ヒンメリ作りなど、様々な楽しい活動を行っています。
記事を書いた人

西田 俊章(Nishida Toshiaki)
STEAM教育デザイナー / 株式会社MOANAVI代表取締役
理科・STEAM教育の専門家として、20年以上にわたり子どもたちの学びに携わる。文部科学省検定済教科書『みんなと学ぶ 小学校理科』の著者であり、TVやラジオで教育解説の経験ももつ。「体験×対話」の学びを大切にし、子どもたちが楽しく学べる環境を提供している。
📚 経歴・資格
✅ 文部科学省検定済教科書『みんなと学ぶ 小学校理科』著者
✅ 元公立小学校教員(教員歴20年)
✅ 横浜国立大学大学院 教育学研究科 修士(教育学)
✅ TVK『テレビでLet’s study』理科講師として出演
✅ Fm yokohama『Lovely Day』でSTEAM教育を解説