子どもたちが社会を学び、未来を創る!MOANAVIの「人間」カリキュラムとは?

子どもに社会の仕組みを学ばせたい、実際に行動する力を身につけてほしいと思いませんか?
この記事では、MOANAVIが独自に展開する「人間」のカリキュラムについてご紹介します。社会活動や経済活動を学びながら、自分で考え、行動する力を育む学びとはどのようなものなのか、具体的なカリキュラム内容や、現在進めているお祭りプロジェクトについて詳しく解説します。

1. 「人間」のカリキュラムとは?

MOANAVIでは、従来の教科の枠組みを超えた新しい学びを提供しています。その中でも「人間」のカリキュラムは、社会の一員としての自覚を持ち、実際に行動できる力を育むことを目的としています。

このカリキュラムの特徴

  • 社会や経済の仕組みを学ぶ(税金、ビジネス、コミュニティなど)
  • 自分の役割を考え、行動する(ボランティア、起業体験、自治活動)
  • 実体験を通じて学ぶ(プロジェクト型学習、フィールドワーク)

机上の学びではなく、子どもたちが自ら考え、実際に動いてみることで、より深く社会を理解し、未来を切り拓く力を身につけます。


2. 「人間」のカリキュラムの具体的な活動内容

① 社会活動を体験する

子どもたちが地域社会や社会問題に関心を持ち、行動につなげることを目的としたプログラムです。

活動例

  • 地域のお年寄りと交流し、歴史を学ぶ「世代間交流プロジェクト」
  • ゴミ拾いや公園整備を通じて地域をきれいにする「環境保護活動」
  • 児童養護施設への寄付や応援メッセージを届ける「チャリティープロジェクト」
  • 福祉施設や商店街でのボランティア活動
  • 災害時の支援方法を学び、地域防災に貢献する「防災ワークショップ」

② 経済の仕組みを学ぶ

「お金の流れ」や「経済の仕組み」を学び、子どもたち自身がビジネスを体験するプログラムです。

活動例

  • 自分たちで計画し、商品を販売する「キッズマーケット」
  • 社会の中での仕事を学ぶ「職業体験プログラム」
  • 地元の商店とコラボしてイベントを企画する「地域活性プロジェクト」
  • 世界の経済格差について考える「フェアトレード学習」
  • 貨幣の歴史やお金の価値を学ぶ「金融教育ワークショップ」

③ 起業家精神を育てる

「アイデアを形にする力」を身につけるために、子どもたちが実際に企画を立ち上げるプロジェクトを行います。

活動例

  • 自分たちでお祭りを企画し、資金を調達して運営する「お祭りプロジェクト」
  • SNSや広報活動を使って、情報発信を学ぶ「メディアプロジェクト」
  • 企業の課題を考え、解決策を提案する「企業コラボワークショップ」
  • クラウドファンディングを学び、自分のプロジェクトを実現させる「資金調達体験」
  • SDGsの視点で持続可能なビジネスを考える「エシカルビジネス体験」

3. 進行中の「お祭りプロジェクト」とは?

現在、MOANAVIでは「子どもたちが主体となって企画し、運営するお祭り」を開催するプロジェクトを進めています。このお祭りでは、収益を得るだけでなく、そのお金を社会貢献に活かすことで、経済と社会の関係を実践的に学びます。

お祭りで子どもたちが挑戦すること

  • お店を出す! 体験型ブースやオリジナル商品を販売する
  • 広告や宣伝を考える! チラシやSNSを使って集客する
  • 運営に関わる! 受付や案内係を担当し、イベントをスムーズに進める
  • 収益の使い道を考える! 売り上げを社会貢献に役立てる

収益の使い道のアイデア

  • 児童養護施設に寄付し、子どもたちが必要なものを届ける
  • 地域の公園や学校に新しい遊具や本を寄贈する
  • 災害被害にあった地域へ募金する
  • 動物保護団体に支援を行う
  • 環境保全のために植樹をする

このように、収益の一部を社会貢献に使うことで、子どもたちは「お金を稼ぐことの意味」や「社会の中で自分ができること」を学びます。


4. 「人間」のカリキュラムが子どもたちに与えるメリット

このカリキュラムを通じて、子どもたちは以下のような力を身につけます。

✅ 社会を知る力:「なぜ税金が必要なの?」「企業はどうやってお金を稼ぐの?」といった疑問を持ち、社会の仕組みを理解する。
✅ 問題解決能力:実際にプロジェクトを進める中で課題を発見し、解決策を考える。
✅ 主体性と行動力:自分たちで考え、計画し、実行する経験を積む。
✅ 協働する力:チームで協力しながら物事を進めるスキルを身につける。
✅ お金と仕事のリアルを学ぶ:経済やビジネスの仕組みを体験的に理解する。


5. まとめ

MOANAVIの「人間」のカリキュラムでは、子どもたちが社会の仕組みを学び、主体的に行動できる力を育てることを目的としています。現在進行中のお祭りプロジェクトのように、実際に体験しながら学ぶことで、社会を生き抜く力を身につけていきます。

「子どもたちに、もっと実践的な学びを経験させたい!」とお考えの保護者の皆さん、ぜひMOANAVIのカリキュラムをチェックしてみてください。


MOANAVIについて

MOANAVIは、従来の枠組みにとらわれず、対話と体験を大切にした学びを提供するオルタナティブスクールです。横浜市を拠点に、フリースクールのように自由でありながら、しっかりと学力を伸ばす環境を整えています。

MOANAVIでの学びに興味がある方は、ぜひお問い合わせください!

記事を書いた人

西田 俊章(Nishida Toshiaki)

STEAM教育デザイナー / 株式会社MOANAVI代表取締役

理科・STEAM教育の専門家として、20年以上にわたり子どもたちの学びに携わる。文部科学省検定済教科書『みんなと学ぶ 小学校理科』の著者であり、TVやラジオで教育解説の経験ももつ。「体験×対話」の学びを大切にし、子どもたちが楽しく学べる環境を提供している。

📚 経歴・資格
✅ 文部科学省検定済教科書『みんなと学ぶ 小学校理科』著者
✅ 元公立小学校教員(教員歴20年)
✅ 横浜国立大学大学院 教育学研究科 修士(教育学)
✅ TVK『テレビでLet’s study』理科講師として出演
✅ Fm yokohama『Lovely Day』でSTEAM教育を解説


新着記事

STUDY POINTとは?子どもが学びたくなるMOANAVIの仕組み
「うちの子、勉強にやる気がなくて…」「どうしたら、自分から学ぶようになるの?」こうした悩みを持つ保護者の方は多いのではないでしょうか?MOANAVIでは、子どもたちが「学ぶって楽しい!」と感じながら学習を続けられるように、「STUDY POINT」というシステムを取り入れています。これは、単なる「ご褒美制度」ではなく、子どもが自分の学びをコントロールしながら、学習習慣を身につけることを目的とした仕組みです。今回は、MOANAVI独自の「STUDY POINT」について、詳しくご紹介します!
子どもの勉強のやる気を引き出す親の関わり方 ~外発的&内発的動機づけのバランスがカギ!~
「勉強しなさい!」と声をかけても、なかなかやる気を出さない子ども。ごほうびをあげたり、ほめたりしても、長続きしない…そんな悩みを持つ保護者の方は多いのではないでしょうか?子どもの勉強のやる気を引き出すには、「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」 の2つをバランスよく活用することが重要です。この記事では、それぞれの特徴や具体的な関わり方を解説し、親ができる実践的な方法をご紹介します!
子どもの「考える力」を育てよう! 創造性と批判的思考ってなに?
「これって本当に正しいの?」「どうしたら、もっと面白くできる?」子どもがこんなふうに考えられるようになったら、素敵ですよね! 実は、これが「創造性(クリエイティビティ)」と「批判的思考(クリティカル・シンキング)」という、これからの時代に大切な力です。教育の専門家によると、この2つの力は、未来の社会でとても役立つと言われています。たとえば、新しいアイデアを生み出す力(=イノベーション)心が安定して幸せを感じやすくなる(=ウェルビーイング)相手の意見も大切にしながら、自分の考えを伝える力(=民主主義社会に必要な力)この3つに大きく関わっているんです。
横浜でフリースクールを探している方へ:特徴や選び方を徹底解説!
フリースクールは、学校に通うのが難しい子どもたちや、別の学びの場を求める子どもたちにとって、重要な学びの選択肢です。横浜市内にも多様なフリースクールがあり、それぞれの特徴や提供する学び方が異なります。この記事では、横浜のフリースクールに関する情報を紹介します。
【MOANAVIの活動記録】お祭りプロジェクト:スタンプでオリジナルアイテム作りに決定!
MOANAVIのテーマ学習(STEAM教育)の「人間」領域の一環として進めているお祭りプロジェクト。このプロジェクトでは、子どもたちがゼロからお祭りを企画・準備・運営することで、社会的な視点を養いながら、実践的なスキルを身につけることを目指しています。今回は、お祭りで提供する商品が決定するまでの流れをご紹介します!
タイトルとURLをコピーしました