地頭の良い子どもを育てるには

学習理論

地頭の良さ

地頭の良い子どもを育てるには、学校で学習する内容を予習したり復習したりするだけでは難しいです。

地頭の良さ、つまり賢さは、様々な知識をつなぎ合わせてその場にある問題を解決するために必要な答えを考えだす力です。

そのため、学校の学習だけではつなぎ合わせるための知識や経験が不十分です。

様々な生活経験や体験が学力向上につながる

一見すると学習に関係ないと考えられる生活経験や体験などが大切なのです。

例えば、家で料理のお手伝いをする子どもがいるとしましょう。

その子どもは火を使って水を温める経験を積んでいるでしょうし、水が沸騰していく過程を経て見ているはずです。

また、分量を図るためにキッチンスケールを使ったり、食塩などのおおよその重さや体積、水に溶ける様子なども体験を通して知っています。

こうした経験が学習の際に確実に生きてきます。

お手伝いは学習である

子どもにとって家事のお手伝いは労働ではなく学習です。

はじめは子どもにやらせたほうが時間も手間もかかりますが、長い目で見ると子どもの自立を促し、地頭を育てる大切な活動であるといえます。
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