
横浜市の教育相談と不登校支援事業を知って、
子どもをサポートしよう!【保護者必見】
子どもが学校で困っていませんか?横浜市では、教育相談や不登校支援を通じて、子どもたちの問題解決を手助けしています。この記事では、横浜市の教育相談事業や不登校支援事業について、具体的なサポート内容や相談窓口をご紹介します。お子さんの悩みや困りごとに対して、どのような支援があるのかを理解し、適切なサポートを受けるための参考にしてください。
1. 横浜市の教育相談事業について
学校生活でお子さんが困っているとき、どこに相談すればいいのか分からないこともありますよね。横浜市には、教育に関するさまざまな相談窓口が設けられており、子どもたちの悩みや問題を解決するためのサポートが提供されています。
一般教育相談
- 対象:小中学生の学校生活における困りごと(不登校、友人関係、学習、進路など)
- 相談内容:お子さんが学校で感じている困難や悩みを解決するためのサポート
- 受付時間:月曜日〜金曜日(祝日・振替休日除く) 9:00〜17:00
- 電話番号:045-624-9414
横浜市では、学校生活に関するさまざまな問題について、専門の相談員がアドバイスやサポートを行っています。学習や進路、友人関係で悩んでいる場合、まずはこの相談窓口を利用してみましょう。
専門相談
- 心理相談:お子さんの心理的な悩みやストレスについて、専門のカウンセラーが相談に乗ります。面接が必要で、事前に電話で予約をする必要があります。
- 医療相談:お子さんが体調的に困っている場合、医療的な視点からサポートを受けることができます。こちらも予約が必要です。
これらの専門相談では、お子さんの心や体に関する悩みについて、専門家と一緒に解決策を探すことができます。
24時間子どもSOSダイヤル
- 対象:横浜市内在住・在学の子どもとその保護者
- 相談内容:いじめや学校生活の悩み、困ったことに関する相談
- 対応時間:通年365日、24時間対応
- 電話番号:0120-078310(フリーダイヤル)
もしお子さんが急に学校生活において困ったことがあった場合、この24時間対応のダイヤルを利用することができます。夜間や休日でも対応しているので、いつでも相談可能です。
学校生活あんしんダイヤル(いじめの申し立て窓口)
- 対象:横浜市立の学校に通う児童生徒とその保護者
- 相談内容:いじめや不登校に関する悩み
- 開設時間:火曜日〜金曜日 9:00〜17:00
- 電話番号:045-624-9081
いじめや不登校に関する悩みを学校に相談しづらい場合、この窓口を利用することができます。匿名での相談も可能なので、安心して利用できます。
スクールカウンセラーによる教育相談
- 相談内容:不登校やいじめ、学習に関する相談
- 実施場所:市立小・中・義務教育学校、高等学校、特別支援学校
学校に配属されたスクールカウンセラーが、直接学校でお子さんと面談し、問題解決に向けたサポートを行います。
2. 横浜市の不登校児童生徒支援事業について
不登校のお子さんを抱える保護者の方にとって、どこに相談すればいいのか、どんなサポートを受けられるのかが大きな問題となることがあります。横浜市では、不登校の子どもたちに対する支援も積極的に行っています。
不登校児童生徒支援事業とは?
横浜市では、不登校の児童生徒が安心して学び、学校復帰できるように様々な支援を行っています。具体的な支援内容は以下の通りです。
- 学校内支援:スクールカウンセラーや教員が協力して、お子さんが学校に通えるようにサポートします。
- 就学支援:不登校になっても学びを続けられる環境を提供。通信教育や学習支援などの方法で学びを支えます。
- 心理的・医療的サポート:不登校の原因が心理的なものや体調不良によるものである場合、専門的なカウンセリングや医療的サポートを提供します。
サポート内容
- 学校内サポート
スクールカウンセラーが学校で不登校のお子さんをサポートし、徐々に学校復帰を目指します。お子さんが安心して学校生活を送れるように、少しずつステップアップしていくことが可能です。 - 医療的・心理的支援
もしお子さんが心理的な問題を抱えている場合、臨床心理士やカウンセラーが適切な支援を行います。また、身体的な原因がある場合は医療機関と連携して治療を行い、お子さんが健康を取り戻せるよう支援します。 - 学習支援
不登校の間も学びを続けられるよう、個別学習やオンライン学習などの支援を行います。また、復学後の学力維持をサポートするプログラムも提供されています。
不登校支援センターの役割
横浜市には、不登校のお子さんやその保護者に対する支援を行うセンターも設置されています。これらのセンターでは、専門のスタッフが問題に対して親身になって対応し、適切な支援策を提供します。
3. 支援を受けるための手続き
もし、お子さんが学校で困っている場合、どこから支援を受けるべきかを考える必要があります。以下は、支援を受けるための流れです。
- まずは相談窓口に連絡
お子さんが困っている場合は、まず横浜市の教育相談窓口に連絡して、アドバイスをもらいましょう。電話やオンラインで相談できます。 - 専門家に相談する
心理的な問題や医療的な問題がある場合、専門家による相談や面接が必要です。事前に予約をしましょう。 - 不登校支援センターの利用
不登校が続いている場合は、不登校支援センターを通じて支援を受けることができます。詳細については、センターに問い合わせてみてください。
まとめ
横浜市には、お子さんが学校で抱える悩みや問題に対して、さまざまなサポートが用意されています。教育相談事業や不登校支援事業を活用することで、専門家からのアドバイスや支援を受けながら、お子さんが安心して学校生活を送れるようになる手助けができます。
もしお子さんが学校で困っている場合は、まずは横浜市の相談窓口に連絡し、適切な支援を受けることをおすすめします。支援を受けることで、お子さんの問題解決が進み、再び元気に学校に通えるようになることが期待できます。
MOANAVIについて

MOANAVIでは、対話と体験を大切にした学習を提供しています。子どもたちが自分のペースで学びながら、問題解決力や自立心を育んでいける環境を整えています。お子さんが学校での悩みを乗り越える手助けができるよう、MOANAVIもサポートしています。興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
記事を書いた人

西田 俊章(Nishida Toshiaki)
STEAM教育デザイナー / 株式会社MOANAVI代表取締役
理科・STEAM教育の専門家として、20年以上にわたり子どもたちの学びに携わる。文部科学省検定済教科書『みんなと学ぶ 小学校理科』の著者であり、TVやラジオで教育解説の経験ももつ。「体験×対話」の学びを大切にし、子どもたちが楽しく学べる環境を提供している。
📚 経歴・資格
✅ 文部科学省検定済教科書『みんなと学ぶ 小学校理科』著者
✅ 元公立小学校教員(教員歴20年)
✅ 横浜国立大学大学院 教育学研究科 修士(教育学)
✅ TVK『テレビでLet’s study』理科講師として出演
✅ Fm yokohama『Lovely Day』でSTEAM教育を解説